OffGunがおくる痛くて切ないラブストーリー「Theory of love」

久しぶりの更新です。生きてます。

イッキ見してありえんくらいめっちゃはまった~~~!

でも2moons2もちゃんと見てます。

 

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★ドラマ情報(19.8/7現在)

配信開始日:2019年6月2日

製作会社:GMMTV

配信場所:GMMTVオフィシャルYouTubeチャンネル

話数:全12話

日本語字幕:公式動画→1話のみ

      非公式動画→#TOL和訳 hashtag on Twitter

※裏技的なやり方になりますが、英語→自動翻訳(日本語)で一応公式でも日本語字幕で見ることが出来ます。スマホで出来るかはわかりませんが、PCでは出来ます。

★あらすじ

大学で芸術専攻の4人組、Khai、Third、Two、Boneはギャングスターと呼ばれている。

中でも女たらしで一番人気があるKhaiと、そんなKhaiに絶賛片想い中なThird。

2人は親友同士だったが、Thirdの気持ちをきっかけにその関係は少しずつ変化していく。

 

メインはKhaiとThirdですが、登場人物それぞれの恋愛模様が描かれています。

私はこの作品を”タイの木原音瀬”と呼びたい。

それぐらい皆が傷ついて傷ついて、それでもまた立ちあがって幸せを探していく物語です。

★登場人物

今回、メインが4人もいるので恋愛絡んでる人が多すぎるのですが、推しメン出したいのでいっぱい紹介します。

4人分だけ知りたい人は後半飛ばしてください。

 

Third(演:Gun)

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芸術専攻の大学3年生。映画が好きで、主に脚本を担当している。親友としていつもKhaiの隣にいながらも、実は1年生の時からずっとKhaiに片想い中だ。いつも隠れて泣いていて弱い一面もあるが、はっきり物を言える強さもある。

 

Khai(演:Off)

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芸術専攻の大学3年生。音響を担当している。女たらしで友達との約束もあまり守らず遅刻ばかり。Thirdを一番の親友だと思っているが、Thirdの気持ちには気付かず、かなり鈍感。

 

Two(演:White)

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芸術専攻の大学3年生。カメラを担当している。Thirdの気持ちに一番最初に気付いて、色々と手助けをする応援団長。なんだかんだでめちゃめちゃ優しい普通の男の子。だけどその優しさが仇となり自分の恋愛には苦戦してる模様。

 

Bone(演:Mike)

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芸術専攻の大学3年生。編集を担当していて、かなりの才能の持ち主らしい。カフェでバイトしながら大学に通っている。4人の中では一番大人で落ち着いている雰囲気だが、好きな子には結構積極的に行くタイプ。

 

An(Un)(演:Earth)

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芸術専攻の大学4年生。主に写真を撮っているが、割となんでも率なくこなせてお金持ちでイケメンというチート級の先輩。KhaiやTwoにはあまり良く思われていなく、敵対気味。でもThirdには優しい。

 

Lynn(演:Neen)

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芸術専攻の大学3年生。元々Twoとは高校時代からの知り合い同士。おしとやかで優しい雰囲気の女の子。写真の講義でモデルをしたことがきっかけで、再びTwoと接点が生まれていく。

 

Parn(演:Sara)

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Boneがバイトをしているカフェのお客さん。夜遅くに訪れてエスプレッソを注文するかっこいいお姉さんで、映画が好きなようだが・・・。

 

はい、以上になります。

女子ズは特に細かい所書こうとしたら全部ネタバレになってしまうので、ぜひ本編を見てその可愛さを知ってほしいです。

特にSOTUSのMay役でおなじみNeenちゃんは、今回もBL作品に出てくる女の子という微妙な立ち位置ですが、May同様にいい味出してました。

Saraさんも見た目はかなり美人で役柄もかっこいい感じなのですが、ストーリーが進んでいくとこんな一面もあるんだ!っていう可愛い姿も見せてくれます。

 

あらすじでも書きましたが、とにかく登場人物みんなそれぞれ傷つけて傷つけられて、それでも自分の恋を実らせる為に大奮闘しているこの作品。

甘さよりも痛いシーンが多くて見てるこっちがつらくなってくるのですが、シリアスな展開が好きなら間違いなしの一本です。

また、この作品は”映画”が1つの軸になっているので、サブタイトルにも色々な映画のタイトルが使われていたり、本編でもパロディシーンがあったり、映画好きの方であればより一層楽しめる内容になっていると思いました。

メインカップルのKhaiとThirdはどちらの視点からもその恋愛模様を楽しめるような演出になっているのも、さすがハイクオリティのGMMです。

 

以前もこのブログで紹介したとおり、安定の人気を誇るOffGunがここにきてまさかの主演BL。

今回Gunくんは辛抱強く時に冷徹で、Offくんはとにかくクズっぷりを発揮。

本人たち自身のキャラクターとはまた違う感じで、でも本人に寄せてるんだろうなっていうシーンもあったりして、新鮮です。

どちらかというとぱぴはにの方が普段のOffGunっぽさがありました。

Offくん、なんでこんなに俺様キャラが似合うんでしょうか。笑

役者として経験を重ね、何年もかけて積み上げてきた信頼関係を軸に、2人にしか演じられない作品に仕上がっていると思います。

 

そしてそんな2人の脇を固めるのがWhiteくんとMikeくん。

Whiteくんはこれまた有名なタイBL作品「LoveSick」で主演も務めている、若手の中では経験値のある役者さんです。

今回はストーリー上決して目立つタイプの役ではないものの、持ち前の演技力で安心感がありました。

ですがMikeくんはデビュー1年目の新人役者さんなんだそうです。

役者歴の長い3人に混ざって準主役という立ち位置は重荷だったとは思いますが、そんなものを感じさせないくらい堂々としていました。

私もGMMの役者さんにはそこまで詳しくないので、プロフィールを見るまでわからなかったくらいです。

そんな2人もそれぞれ思い悩みながら自分の恋心に向き合っているところ、必見ですよ。

 

最後にEarthくんについても書いておきますか。

完璧すぎてちょっと嫌味にも見えちゃう先輩という役どころで、いわゆるあて馬的な立ち位置です。

なんですが、その嫌味っぽくてキザなのにそういう所がちゃんとかっこいい、をここまで体現ってすごいの一言。

でもそれだけで終わらせないのがこの作品なんです。

そうです、私のこの作品のイチ推しキャラクターは誰が何と言おうとAn先輩!!

 

こんな感じでどのキャラクターも素敵な役者さんたちが魂込めて演じてくれていて、切ないけど早くみんな幸せになってくれ~!と願って先を見ずにはいられない、そんな作品です。

OffGunファンの方はもちろん、甘めもいいけどちょっとビターなものも見てみたいなって方には最高におすすめします。

恋愛にセオリーってあるんですかね。

 

ということで突然ですが、ここからは容赦なくネタバレを含みます。

ネタバレ大丈夫だよ~って方もいるかもしれませんが、これは知らない方が本編楽しく見れます。

この先ただAn先輩について語るだけなので、本編見終わった方やAn先輩ファンの方はぜひお付き合いいただけると幸いです。

 

~10話

まぁ、An先輩について語るということは自ずとTwoくんについても語るんですが。

正直12話じゃ足りないくらい2人の恋愛模様おっかけたいよ~!

(本編よりサイドストーリー進めるクセが治らないAnTwo推し)

(え、ていうか私の目にはTwoAnに見えるんですがそれは)

 

最初はやっぱりKhaiとThirdをメインに見て応援していたので、An先輩はあんまり良い印象じゃなかったです。

Twoくんがパソコンの充電器借りに行った時の頑なな態度もなんでそこまで敵視するのかなって思ってました。

あのシーン、Twoくんのこと好きだからこそ意地悪してたんですかね。

「お前にだけは絶対貸さない」って、好きな子いじめたくなるアレなんですか?

ツイッターでちらっと見かけたのは、知らない女の子にほっぺにキスされて口紅べったり付けてるTwoくんに腹立ったから、っていうの。

それはそれで可愛い。

 

で、Twoくんが自殺しようとしてると勘違いして助けにいくシーンを見て、はちゃめちゃに好きになりました。

自分の友達の恋敵なのに、先輩としてアドバイスまでしてあげて、口では尖ったこと言っちゃう所もあるけど、ほんとは情に厚い人なんだなって。

・・・今思えばとんだ勘違いでした。

いや、ドラマの製作者側からすればそう思わせるための展開なので間違っちゃいないですが。

 

そしてLynnちゃんが好きという弱みを握られ仕方なくお仕事を手伝うTwoくん。可愛い。

なんとなく苦手なAn先輩にこき使われながらも、打ち解けていく2人が可愛いのなんの!

このあたりから、まさかとは思うけどLynnちゃんルートではなくAn先輩ルートなのでは!?と私の腐さった本能が騒ぎ出します。

そして「この店に誰かを連れてきたのはお前が初めてだ」を聞いて、確信しました。笑

あ~、あの夜の出来事をきっかけにTwoくんのこと気にいっちゃったのか、と。

まだ騙されています。

このへんから私もTwoくんの動きが気になって仕方なくなっていきました。

あと暗所恐怖症を暴露されるAn先輩、可愛い。

そのあとすぐTwoくんがコンセントぶち抜いてたので、この暗所恐怖症はここで回収したんだろうなぁと思っていました。

 

風邪引いたTwoくんのお見舞いに行くAn先輩も素敵。

自分が無理させたから、今課題が終わらなくて大変なんだろうって責任感じたんだろうなぁ。

きっととりあえずご飯食べさせてなんだかんだ言って寝かしつけて(1時間で起こしてやるとか言ったのかな、それとも気付いたら寝ちゃってたのかな)、代わりに課題をさらっと片付けちゃう先輩、まじでかっこいい。

今思うと、何食わぬ顔でお部屋入ってるけど内心ドキドキだったよね。

 

KhaiがThirdを落とそうとする後半戦では、An先輩はThirdにべったり。

そしてTwoくんもLynnちゃんとなんだか良い感じの雰囲気になっています。

ここで私は、あれ?もしかしてAn先輩ルートない・・・?何がどうなってるの・・・?と完全に製作者の思うツボ。

またAn先輩に対する不信感を抱きつつ、視聴を続けます。

でも「Khaiの嫉妬する気持ちがわかった気がするよ」と1人呟くTwoくんの真意を測りかねて更に大混乱しました。笑

Thirdの友達として「これだけべったりだったら嫉妬するよな」なのか「An先輩そんなにThirdのこと好きなのかよ」なのか。

対するAn先輩からはあまりTwoくんに対しての動きがなかったのも上手い演出だなぁと思いました。

 

そして極めつけはプールでの打ち上げシーン。

Thirdが好き、と言われて困った顔をしつつも否定はしないAn先輩に対して苛立つTwoくん。

もう完全に好きじゃん!やっぱそうじゃん!

私の本能は間違ってなかったです。笑

でもTwoくんはAn先輩からの言葉を思い出し、今なんとなく良い雰囲気になってるLynnちゃんに「付き合ってくれ」と。

そこを見て失恋した、と言うAn先輩。を、目撃するTwoくん・・・。

どうしてこうも上手くいかないのか・・・。

でもこのもどかしさがこの作品の醍醐味とも言えますね。

An先輩の言葉を聞いたTwoくんが「やっぱこの人俺のこと好きなんじゃ?」と気付けたのは大きな一歩でした。

ところで女の子に囲まれていたらしいAn先輩(自動翻訳で見たのでいまいち状況がちゃんとわかってないけど)、TwoくんはやっぱりLynnちゃんが好きなんだとわかって自暴自棄になったの?

なんかそういうところで妙にTwoくんとAn先輩って似てるんだなぁ・・・。

Khaiに殴られても「俺より話すべき相手がいるだろ」って言えるAn先輩はまじで大人。かっこいい。好き。

 

10話はもうあまりにもびっくりしすぎて腰抜かすかと思いました。

打ち上げの時に聞えてしまった話を本人に直接聞いちゃうTwoくん、さすがThirdに告白しろとせっつくだけあります。

そのまっすぐさに観念したAn先輩は「新入生歓迎会の時から好きだった」というまさかすぎる爆弾発言。

Twoくんより私の方が100倍びっくりしてるよ、An先輩。

これまで視聴者に見せられてきたAn先輩って、イケメンで何でもできちゃう完璧な人で女の子にもめちゃくちゃモテて、だからちょっとメイン連中には嫌われてる節もあるけど根は良いヤツ、って感じの、かっこいい大人な先輩像だったんですよ。

それがなに、実は後輩の男の子にずっと一途に片想いしてましたって。

可愛すぎるだろうが!!!

パソコンの中身覗いたのも、それをダシに広報のお仕事に誘ったのも、ご飯に連れて行ったのも、全部全部Twoくんのことが好きだったからなんて、いじらすぎませんか。

いくら百戦錬磨のAn先輩でも、Twoくんに関しては慎重に関係を縮めていく様子がここにきて走馬灯のように思い出されました。

 

で、Twoくんは一体どの段階で「An先輩俺のこと好きかも」って気付いてたんでしょうか。

接していくうちになんとなく態度とか視線とかでわかったのか、プールでLynnちゃんにお話ししていたのを聞かれたと思ってわかったのか。

何せ本編では告白シーンを聞いているAn先輩、という描写はないのでそれにTwoくんが気づいていたのかもわかりません。

こんなに堀り甲斐のあるドラマだとは正直思っていませんでした、すみません。

 

今回はここで終わりかな、と思えばまさかの停電。

ここにきてがっつり伏線回収してくるあたり、もうGMMに足を向けて寝られません。

思わずパソコン画面に向かって「助けに行け、Twoくん!」と応援してしまう始末です。

暗がりで混乱するAn先輩をちゃんと助けに行くTwoくん、何も後ろから羽交い締めしなくても!笑

なんだかよくわからないけど助けに行かなきゃって先に身体が動いて必死だったのかな。

ここのシーンの大好きポイントが、Twoくんの上着をぎゅっと握りしめるAn先輩の手。

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怖かったよね、来てくれて嬉しかったよね。

でも振られた相手に、後輩に、これ以上縋るなんてプライドが許さないよね。

暗闇でたった2人、ただただ見つめ合うシーンが愛おしくて仕方ないです。

そんなところを見せられてTwoくんの気持ちに確信を持ってしまったLynnちゃん、切ない。

多分今この時点で2人の気持ちをちゃんとわかってるのはLynnちゃんだけなんだよ、切なすぎます。

とはいえTwoくんも自分の気持ちに気付いたのではないかと思うので、今後の展開がどうなっていくのか楽しみです。

(やっぱこんな可愛いAn先輩に攻めさせるわけにはいかないですよ私は)

足りない、あと2話じゃ足りないよGMM・・・。

 

11話

先輩、Twoくんの気持ちは確実にあんたの手の中にあるよ!

 

ビデオを届けてもらったLynnちゃん、切なげな表情でした。

それでも「また写真撮ってね」と伝えられる強さに脱帽。

Lynnちゃん、幸せになってくれ!

 

そして一方のAn先輩はまさかの物理的に離れることを決断。

今までは海外へのインターンなんて行く気なかったのに、タイを離れるつもりなんてなかったのに、そうすることを決めたのはTwoくんを見ていたくなかったからだよね。

LynnちゃんもTwoくん自身もAn先輩への気持ちに気付いているけど、唯一An先輩だけが何も知らずにまだ1人失恋した状態です。

3年間ただ見つめていただけの恋、多分An先輩ももう本人に伝えるつもりなんてなくて、一緒にお仕事も出来て、好きな人が幸せになって、それならもう自分は忘れるしかないって思ったんでしょうか。

 

そしてAn先輩からの答えは「ウォールフラワー」。

私はこの映画を見ていないので詳しくはわかりませんが、主役の女の子・サムとその兄・パトリックは進学のため主人公・チャーリーの元を離れ引っ越すシーンがあるみたいですね。

そして予告では、そんな結末は嫌いだと真剣な表情で語るTwoくん。

KhaiThirdはなんとか誤解も解けて仲直りできましたし、BoneはParnの背中を押すことを決断。

あとは君次第だよTwoくん、頑張れTwoくん。

 

An先輩、一見強引そうなキャラクターなのに黙って好きな人の幸せを思って何も言わずに離れようとするなんて、かわいすぎじゃないですか。

見た目や普段の振る舞いの派手さの裏に、実はそういう消極的な一面があるんですよね。

見てるこっちはもどかしくて仕方ないので、最終話、TwoくんにはなんとかAn先輩の心を引きとめてほしいです。


12


よかった。安心した。もうそれだけです。

末永く仲良くやってくれ。