2moonsが終わったので生きる楽しみを失った

 

※ 12話ネタバレあります ※

 

ここ1カ月の生活の半分を失ったと言っても過言ではないので、以降、暴走機関車の如く書きなぐってあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

さて、2moonsですが、日本時間7月24日0時より配信の12話をもちまして、シーズン1が終了しました。

私は、仕事から帰ってきて英訳を見る気力もなく・・・先ほど真面目に英訳を解読しながら、12話を見終えたところです。

 

えっと、mingと元カノmouwanちゃんの電話を聞いて、「俺に本当に何も言うことないの?」って拗ねてるkitがありえないくらいかわいすぎませんか・・・?

beamを盾にmingから逃げようとしたり、自分でいいね押しといて、手が滑ったんだよ!って言い訳したり、とにかく口説いてくるmingを冷たくあしらっていたのに、結局女の子と親密そうに話してるとこみて不機嫌になるんかーい(笑)って。笑笑

あと、「今夜連絡してもいい?」的なことを聞かれて、頑なに「うん」とは言わないけど、「だめ」とも言わない、素直になれない素直さがかわいすぎて、そりゃあmingも落とされるわ・・・と思いました。

それから、ラインの名前。「KIT KAT」笑笑 ちょっと根に持ってるけど結構気に入ってるのかな?と微笑ましく見つめておりました。

リアルタイムでツイッターを追っていたときに、mingとラインしながら笑ってるkit、何事!?と気になっていたので、そういうことか~!と納得です。

ここの二人は、ますますseason2が楽しみになる終わり方でしたね~~。

 

そして、メインのphaとyoは、ここ数話を見守ってきた身としては、いつも通りだけどやっと言ったか~~~やっとちゅーしたか~~~って感じでしたね。

phaに後ろから急に抱きしめられたyo、(殴るよ!)と腕をあげて見せて、phaに「殴るの?」と煽られて、phaのほっぺにぽんってこぶしを当てるかわいさ、火山が爆発してもおかしくない(?)

あと、車のシーン。

phaに「ほっぺにちゅーして!」って言われて、「何いってんの!」って怒って車に乗ったyoですが、phaがよそ見してる間にしてあげようとしたら、振り向いたphaとちゅーしちゃうっていう、なんともかわいい事故(笑)

(あのシーンは撮影大変だっただろうなあ~・・・)

phaが素直にyoを追いかけはじめてから、お前ら付き合ってない方がおかしいだろってくらいいちゃついてたわけですが、最終話まできて、やっと二人が結ばれて、season1の終わり方としては、おさまりよく良い最終回だったなぁという印象でした。

 

そして、season1では一切発展がなかったforthbeam。気になりすぎて、もはやこことmingkitが気になりすぎて、原作を読もうと思いました。

23日にバンコクで行われたイベントでは、forthbeamの掛け合いがあったみたいで、日本語字幕版を見ながら絶叫しました。

失恋したforthと、友達の応援ばっかりして、ついでに女の子を追っかけるbeam、どう進展していくのか、season2の見どころですね・・・。

 

ということで、私の生活の半分は2moonsとその俳優たちのことを考えて生きていたので、最終回がさみしくてさみしくて、何を楽しみに生きればいいのやら・・・。

(いや、グランギニョル見に行くんですけどね。)

この1カ月、彼らを動画やSNSを通して追ってきましたが、end of season1の投稿で、初めて彼らの泣き顔を見ました。

ファンを前にして最終回を迎え、思わず泣いちゃうくらい、彼らにとってこの作品が大きくて愛されてる作品なんだと思うと、純粋に嬉しかったです。

basくんのインスタには「I know what love really is.」(英訳)って書いてあったみたいで、まだ18歳のbasくんがこの作品を通して愛を知りましたって、wayoっていう役柄的にも、感慨深いとしか言いようがなくて、ありがとうって気持ちでいっぱいでした。

season2を楽しみに、彼らの動向は今まで通り追っていこうと思います!

 

 

 

漫画「ストレンジ」から学ぶ友達以上、恋人未満。

※微妙にネタバレありかも。

※後半、折りたたんで2moonsの話してます。そちらもぜひ。

 

ここ半月、タイ語ばかり見聞きしていると、さすがに日本語に飢えてきて、気になってた漫画を買ってみました。

 

「ストレンジ」/ つゆきゆるこ

 

男性同士のコンビ6組が各主人公の短編漫画集です。

この記事のカテゴリーにBLがありますが、こちらの作品はBLではなく、あくまで男性同士の友情物語を描いている作品集です。

試し読みは下記よりどうぞ。

comic.pixiv.net

 

今回のタイトルにある通り、この短編集は男性同士の「友達以上、恋人未満」なブロマンスにあふれています。

 

収録作品の「PRETTY!」なんかは、普段はちょっと無愛想だけど、実は動物が好きで動物を目の前にするとデレデレな先生と、その様子を唯一知っている生徒のお話です。

自分だけが知っている先生の「動物好き」な一面を、別の生徒に知られた時の小さな嫉妬は、まさに友達以上(正確には、教師と生徒だから友達ではないけど)な瞬間でした。

 

他の作品も、他者が入り込めないような二人だけの絆が見え隠れするシーンが多々あります。

この作品をBLと呼ぶにはいささか複雑な気分なのですが、BLを嗜む人が読むとそれらしく見えてしまうのもまた頷けるという感じです。

この作品内の子たちが恋人同士になると、この短編集の良さが薄れてしまうような気がします。

しかし、彼らの人生の続きをもっと踏み込んで見てみたい気もしてしまうのです。

 

読者のこの感情こそ、「友達以上、恋人未満」の絶妙で曖昧な雰囲気を顕著に表わしているなぁと思います。

どの作品も日常と非日常の間にあるような作品で、世知辛い現実から、数十分の逃避行をするには打ってつけの作品だと、自信を持ってオススメできます。

特に今の仕事を始めてから、私は「プライベートにまでエロなんかいらねえ!」の境地に達してしまい、いや、もちろん普通にエロありのBLも読むのですが、直接的な性欲的な表現を抜きにした癒しも求めていたので、最高の短編集でした。

男の子たちがわちゃわちゃしている様子をほほえましく覗いてみたい方は、必見の一冊です!

 

以下、エロなしBLというくくりでの2moons the seriesの話を書きなぐりです。

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全国の腐女子に告ぐ。2moonsを見よ。

 

☆シーズン2の情報

キャストを新たに編成しなおし、2moons2の配信がされています。

前半はリメイク、後半はSS1では描かれなかった続編のストーリーが見られますよ。

ですので、2moons初見の方はいっそ2から入るのもありだと思います。

 

1作目がかなりの人気作品で話題になっていた分、2作目は受け入れられないというファンもいていまいち伸び悩んでいる印象。

でもSS1に負けず劣らず新キャストの子たちも精いっぱい頑張ってくれているので報われてほしいです。

CCDMは一生許さないけどな!

2Moons2 The Series EP.1_1/5 | ความรักสำหรับผมคืออะไร | Mello Thailand - YouTube

 

 

2moonsとは何か。

それは、「2moons the series」というタイのBLドラマのことである。

この記事を読んでいる腐女子腐男子のあなた。

とにかく、何も考えず、グーグルで「2moons the series 日本語」と検索していただきたい。

特に、私のように日本の実写BLや海外の有名BL?映画(山とか脱獄犯とか)を見尽くして新しい刺激がほしい方。非常におすすめです。

どうか!どうか!よろしくお願い致します!!!

 

・・・とだけ書いても、このドラマの魅力は伝わらないと思うので、ちょっと紹介します。

2moonsはBL小説を原作に、タイで放送されているBLドラマのことです。

 

★あらすじ

Wayoは高校の一つ上の先輩・Phanaに片思いしていて、Phanaを追いかけ同じ大学を受験し見事合格!そして、Wayoはmoonと呼ばれる学部のミスターに選ばれます。一方のPhanaは去年のmoonの中で1位をとっていたので、必然的に、下級生moon&star(女性の方の呼び名)のお世話や選考を担当することになっていました。

wayoはこのチャンスを生かしてPhanaとお近づきに・・・なれるのか?

 

という感じの、王道のど真ん中をいく大学生同士の不器用な純愛物語です。

このメインカプの他にも、もう2つカップルが出てくるみたいです。

 

★登場人物

 Wayo(演:Bas)

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理学部の大学1年生。家がお金持ちでお坊ちゃん。Phaが好きで大学まで追いかけたのに、いざ本人を目の前にするとちょっととんがっちゃうタイプ。性格はどこにでもいる普通の男の子。たまに女々しいしたまに小心者。

 

Phana(演:God)

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医学部の大学2年生。誰もが認めるイケメンで女子学生にかなり人気がある。たまに講義をさぼったりしているようだが、成績はいつもトップを修める秀才。俺様気質だけど根は優しいスーパー攻め様の鏡のような男。

 

Ming(演:Kimmon)

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工学部の大学1年生。工学部のmoon。Wayoの親友で、WayoのPhaへの想いを知っており、相談に乗ってあげたり、背中を押してあげたり、とにかく良い奴。明るくて男気があって、Phaとはまた違った攻め様タイプ。

 

Kit(演:Copter)

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医学部の大学2年生。Pha・Beamとよくつるんでいる。身長が低くて可愛げがあるが、本人はそれを気にしている節があるのもまたかわいい。アホそうに見えて実は物事の本質を見抜いていくタイプ。

 

Forth(演:Tae)

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工学部の大学2年生。去年のmoonの2位。たまに情緒不安定になるWayoを見て、まさかの恋に落ちてしまった哀れな男。気遣いもできるし笑顔もかわいいが、ちょっと強引なところも見え隠れするイケメン攻め様。

 

Beam(演:Tee)

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医学部の大学2年生。Pha・Kitとよくつるんでいる。Kitとは反対で、爽やかで誠実そうな風貌とは裏腹に、「Wayoが女だったらな!」とか言っちゃうアホ。物事を深く考えずに生きてそう。(とても偏見)

BeamがどうForthと進展していくのかが今一番気になる!!!!!

 

以上、3カップルが主役です。

 

※ メインキャスト6人のプロフィールが気になる方はこちら!

※ついでにドラマ内で使われている曲が気になる方はこちら!

個人的に、wayoが痩身というよりはちょっとがたいよさげのぷにっと感があってとてもとてもとても好きです。

あと、wayoは178センチあるのに、P’Pha(の役者さん)は190センチあるようで、結果wayoがちっちゃく見えるのがかなり良い。本当にちっちゃくてかわいい受けより普通にデカイ子たちの方が好きです。

普段はそれなりに高身長として生きてるのに、攻め様の前では急にちっちゃくてかわいい受け様になってしまうのかわいすぎる。個人の感想です。

ということで、少しでも興味もっていただけた方は、ぜひ私と一緒に彼らの恋の行方を見守りましょう!!!!

賛否両論・・・ハロプロ新体制の話

ついにこの日がやってきましたね。

 

www.youtube.com

 

まさかももちの卒業前に発表があるとは思いませんでした。

ハロプロガチ勢ではないので、ゆるーく追っていこう思います。

 

★J=J

ついに加入きたか・・・!って感じです。

℃-uteのように今後も5人で活動していくんだろうなあと思いつつ、歌もダンスもビジュアルも他のグループと大差ないのに、いまひとつ伸び悩んでる感は否めませんでした。

ここで即戦力のるるちゃんを入れてきたのは、びっくりしたけど納得せざるを得ないです。

やなみんはベビーフェイスなお顔と身長的に、ジュースに入ったのは更にびっくりでした。

現役メンバーは2人を明るく迎えているみたいですが、私にはどうにも新メンバーやカメラを意識して無理に明るく振舞っているというか、この決断を受け入れきれていないけど、笑顔でいるしか方法がないというように見えて仕方なかったです。

ここまで5年も5人でがんばってきて、急に2期メンバーと言われたら、そりゃそうなりますけどね。スマイレージの時みたいに。

でも、るるちゃんとやなみんは保健所の犬にはなってほしくないので、ジュースオタの方にはあたたかく迎えてもらいたいですね。

ジュースオタはお通夜モードみたいですが、これはこれで、ハロコンが楽しみです。

 

★娘。'17

森戸ちぃちゃん、まあ妥当で想像通りって感じでしょう。笑笑

ビジュアルも良くて人気がありますからね。スキル的には、フォーメーションダンスがこれからの課題になりそうです。

絶対的エースの鞘師が抜け、ビジュアルメンのどぅーが卒業を発表し、どうテコ入れをするかといえば、カントリーで磨かれたちぃちゃんを入れるのが慎重な選択だと思います。

突然の発表だったようで無理もないですが、現役メンバーの動揺っぷり、なによりふくちゃんの涙にちょっと不安が残りますね。

ふくちゃんが大好きだった昔のハロプロがどんどん改革されていって、自分たちが歴史になっていくという重圧ゆえでしょうか・・・。

現役メンバーもかえでぃーやえりぽんは顔が引きつってましたね。

特にかえでぃーは、長い間研修生でくすぶっていて、新メンバーとしてやっと憧れの娘。に入れたのに、すぐにまた移籍とはいえ新メンバーが入ってきて、複雑なのもわかります。

なんだかんだで、こちらも今後を見守っていくしかないと思います。

娘。でセンター張ってる森戸ちぃちゃん、きっとかっこいいです。見たいですね。

 

★一岡ファクトリー

れいなちゃん、電車好きなんだね!笑

これはまだまだ一岡リーダーが決まっただけで公表できるものがないようなので、今年中には発表という感じですかね?

研修生から上がってくるのか、はたまたオーディションをするのか・・・。

カントリーを解散して新グループを作るという点では複雑な気持ちですが、れいなちゃんファンからすれば、今回の新体制騒動では一番最高の選択だったと思います。

他が大人数グループになってきているので、ここは少人数で加入がなく最後まで駆け抜けていけるようなグループになってくれるといいなぁと思います。

こぶつばが今後、卒業と加入を繰り返すグループになるかはわかりませんが、J=Jに2期が入った今、メンバーを変えずにトップを目指せるグループがほしいです。

 

★アンジュ

はい、私の最重要案件、アンジュルムです。

正直、カントリーでふなっきに目をつけてた私は、大好きなアンジュにふなっきが来てくれて普通に嬉しかったです。

誰がいても同じような反応だったかもしれませんが、嬉しそうなふなっきを見て安心しました。

研修生オタではないのでかわむーはまだ私にとっては未知数です。

まあ、アンジュならだれが来てものびのびとやれる環境は整っていると思うので、アンジュオタ的には今後に期待できて楽しみっていう気持ちしかないですね。

現役メンバーも、誰がきても同じ反応だったとは思いますが、はっちゃけたかっさーと、仲が良いふなっきがきて走って迎えにいったかみこ、かわいかったです。笑

他のグループに不安を感じる中で、いろいろ乗り越えてきたアンジュは、新メンバーの不安をぬぐい去るような迎え方で、さすが仏のあやちょが育てたグループだなぁという感じです。

あいあいがどうなるのかっていう不安こそありますが、めいめいが抜けてから一切いってなかったアンジュの現場、ふなっきが来たら復活しそう・・・とまで思っていたので、北海道の現場に私が現れる日も近いです。

 

カントリーの曲や雰囲気が好きだったので、実質ほぼ解体というこの状況に驚きと動揺はもちろんありますが、1年後のハロプロが今よりもっと良くなるように、メンバーが大好きな歌とダンスとハロプロをもっと愛せるように、私はただただ、見守って応援していくだけです。

今年のハロコンは見に行きますし、今回の移籍・加入も北研も楽しみに1カ月待ちたいと思います。

 

 

バンやろ!リアルライブという名の2.5次元舞台の話

 

昨今流行りのリズムゲームの中でも、女性向けで、なおかつアイドルではなくバンドをコンセプトにした「バンドやろうぜ!」というアプリにはまっています。

 

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このアプリに登場する、BLAST(邦ロック系の熱血バンド)とOSIRIS(ヴィジュアル系に近いクールなバンド)は、リアルバンド活動を積極的に行っています。

具体的に、2次元のバンドがどうやって3次元で活動しているのか?それをなぜ、私が2.5次元舞台と呼ぶのか?というお話です。

 

まず、BLAST。

こちらは、ボーカルの声優・歌唱担当の方が、PENGUIN RESEARCHというバンドのボーカルの方です。

そのため、BLASTの3次元でのバンドも、PENGUIN RESEARCHのメンバーがそれぞれキャラクターを担当し、ステージに立っています。

 

そして、OSIRIS。

こちらは、アニソングランプリで入賞した方が、声優・歌唱担当をしています。

他のキャラクターも、講師をしていたり、他のアプリなどさまざまな楽曲制作に携わっていたり、という選りすぐりのプロの方々が担当されています。

 

しかし、プロの人たちが、ただアプリ内の曲を演奏しているだけではないのが、バンやろ!リアルライブのすごいところです。

それぞれキャラクターを担当していると上述したように、みなさん衣装もメイクも髪型もばっちりきめて、アプリ内のキャラクターになりきっています。

 

もちろん、ステージに立っている時は、みなさんそのキャラクターを演じて演奏したり歌ったりしているのです。

 

今まで流行った、声優さんがアニメやゲーム内の楽曲を歌うリアルライブ系イベントでも、ここまでクオリティの高いキャラクター化はあまりなかったのではないでしょうか。

衣装だけは着ていても、キャラクターそのものとしてステージ上に存在する、とまではいかないライブだったと思います。

それをぶち壊して、最後の " 役者 " 紹介までは、あくまでキャラクターとしてライブを行うのがバンやろのリアルライブです。

だから私は、ライブという名の2.5次元舞台だと思っています。

 

私はいま流行りの2.5次元舞台にはほとんど興味はありませんが、画面の向こうの彼らが、役者という生身の人間を通して目の前に立体として現われてくれる嬉しさってこんな感じなのか!と、このリアルバンド企画を通して実感しました。

2.5次元ファンの皆さんがそういう目で見てるのか?というのは置いておいて)

 

まあ、キャラを演じるとはいえ、本業が役者ではない方たちですし、ふとした瞬間に、素の一面が見えてしまったりします。

でも、それもまた、3次元バンドの良いスパイスになっていて、キャラの表情の幅が広がる感じがして、私は好きです。

 

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緻密に練られて一言一句間違えられないセリフがあるわけではないが、ステージ上では、キャラを演じているこのリアルバンド活動。

2.5次元が好きな方、バンドが好きな方、どちらにもオススメできる今までにない面白い企画だと思います。

まだまだ始まったばかりで、リアルライブの映像もほとんどない状態ですが、きっと今後は他の2バンドも交えて、ますます大きな活動に発展していくのだと思います。

少しでも、アプリやリアルバンド活動が気になった方は、ぜひアプリで遊んで、リアルライブに足を運んでみてください!

私はチケットが取れれば、11月に初参戦する予定です。笑

 

以下、好き放題語ります。

 

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舞台「ちるらん」で演出家がバズった話

タイムラインやオタクがざわざわしているので、「ちるらん」の件についての私の見解を書こうと思います。
先に言っておきますが、ひたすら批判を書きたいわけではないので、批判記事をみて共感したい方は、何いってんのコイツ・・・って気分を悪くされるかもなので、お含みおきを。
ただ、この件をひたすら批判だけしている人にこそ読んで欲しいのも事実です。
世の中矛盾でできています。

私自身は、ちるらんについても、Da-iCEについても、何一つ知りません。
この記事はファン目線の話ではないですが、演出家を擁護したいわけでもありません。
しいていえば、演劇オタク目線、といったところでしょうか。

ざっくりとこの件について説明しますと、舞台「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(流行りの2.5次元舞台)にて、主演級の役を務めているお二方が所属しているDa-iCEというグループのメンバーが、初日に観劇に来ました(仕込みで)。
そして、舞台の途中で、観劇に来ていたメンバーをステージに上げ、ワンフレーズの歌と共にDa-iCEの新曲を踊ったとのことです。
それを客席から見ていた観客たちは、「世界観ぶち壊しじゃん!ありえない!」と怒り、演出家の岡村さんは、ツイッターにて「おもしれ〜(笑)」と一人で煽り返し、物議を醸しているというわけです。

さて、この件を批判している方は、岡村さんの他の演出作品を見たことがあるのでしょうか?
岡村さんは、つかこうへい作品を筆頭に、様々な舞台の演出を担当されています。

そうは言っても、私も生で見たのは「怪談・にせ皿屋敷」だけなんですけどね。
このにせ皿屋敷は、もちろん役者の力もあるのでしょうが、とても素敵な作品でした。
演出に違和感もなく、怪談が好きではない私でも、良い作品に出られて良かったね、陳内さん!って思えるくらい面白かったです。

ここまで記憶を辿っていて、一つ思い出したことがあります。
それは、にせ皿屋敷でも、「ちるらん」と似たような演出があったことです。
私の後ろに出演者のご兄弟(たぶん芸能活動されている方)が座っていて、舞台の途中でステージ上に引きずられていきました。
なんなら、それとは別に、一般の観客の女性もステージに上がらされていたような気がします。
今回の件と違う点は、観客側からすると、上演中の休憩パートとして、一つのシーンとして、楽しく見られたというところです。

今までの他の公演もそうだったのでは?

ということで、今回の演出も、演出家・岡村さんの常套手段なのです。
ツイッターでも、普段なら、工作員に収集を掛けるのだが・・・という感じの発言があったので、間違いないと思います。

つまり、2.5次元とそのファンをよく知らない(なんなら引き気味っぽい)岡村さんからしてみると「いつも通りの演出なのに、なんでこんな騒いでるんだ?(笑)」といった心情だったのではないでしょうか。
これまで実績がある自分の他の作品も知らず、イケメンしか見てない小娘たちにギャーギャー言われては、反論したくなる気持ちもよくわかります。

でも、ここで素直に反論してしまったのが、岡村さんの最大のミスだと思います。(いつものノリを特殊な世界観を持つ2.5次元に持ってきてしまったのもね)
きっと、心のどこかでは2.5次元とそのファンを下に見ている気持ちがあったんでしょうね。
どんなに観客の意見が気に入らなくても、今回の演出は失敗だったね、配慮が足らなくてごめんね、と一言謝っておけば、ここまで批判されることもなかったのに。
ネットに依存してる世の中でうまくやっていくには、煽り耐性が重要だって、マックス村井さんから学んでおけばよかったのに。

私が好きな配信者の方が、「女性と喧嘩した時は、どんなに相手が間違っていたとしてもとりあえず謝れ」とリスナーの男性に言っていましたが、まさにこのことだなあ、と思いました。

この一連の話で何が言いたいか?
「ちょっとひねくれてるおじちゃんの、いつもの演出だから、休憩時間だと思って気軽に見てあげて><;」って感じですかね。

もちろん、今回の件がアリかナシかでいえば、これだけ批判が出ているのですから、120%ナシです。今すぐやめるべきです。
でも、全否定するのは見てる世界が狭すぎます。
演出家はあくまで演出をつけるだけです。
その演出を昇華させて、舞台上で生きているのは、頑張っているのは、紛れもなくあなたが好きな役者たちなのです。
だから、必死に役にしがみついてる役者たちを見てあげてください。

ドラマや映画は安価で見られるのであまり実感がないかもしれませんが、お芝居というのは、高いお金を払って劇場に行っても面白くなかった時の悲しみといったら、表しようがありません。
だから、今回のように批判したくなる気持ちはわかります。
が、一部の演出が気に入らなくても、それもお芝居の醍醐味だと諦めるのです。

千秋楽まで同じ演出があるのかはわかりませんが、それでも気に入らないが、チケット取ったし行くという方、演出家の場違いなお遊びに付き合ってあげている、と超絶上から目線でいれば、きっと寛大な心を保てます。

どうか、今回の件で、役者の方々に悪影響がないことを祈っています。

2.5次元ファンのあなた、これに懲りず、普通のお芝居も観にいってみてください。

初めて同人誌というものを購入した話

私とタクミくんシリーズの出会いは、だいまおだったわけですが、映画を見て以来原作シリーズも集めています。おもに、真三洲のお話が載っている巻。

数年前、某腐女子向けサイトで、タクミくんシリーズを紹介する文を投稿しまして(シリーズモノを初見の方にオススメする、みたいな企画だったような)、それがサイトの記事になったこともありました。大好きです、タクミくん。

少し前に、ごとう先生がシリーズの同人誌「真冬の麗人」を出していたことを知り、通販では売り切れになっていたので諦めていたのですが、奇跡的にタイミングが合い、再販をゲットできました!

今通販サイトを確認したところ、売り切れになっていて、再再販は厳しそうとのことなので、今手元にあることに大感謝してます。

腐女子を名乗り始めて約8年、初めて同人誌を購入しました。

そんなの腐女子じゃないって?仕方ないじゃない、商業BLが好きなんだから。二次創作もまあ好きですが、同人誌を買うほどではなかったのです。

もちろん、商業作家の方も、オリジナル作品を同人誌で出している方がいるのは知っていました。しかし、ごとう先生以外の私が好きな作家の方は活動していなかったようで、買う機会がありませんでした。

そして、そういう腐女子の方ってほとんどいないんですよね、これが。

二次創作をメインに活動している腐女子っていっぱいいるけど、商業BL腐女子って肩身狭いですよねえ~仲間も少ないし。っていう愚痴。

 

以下、真三洲が好きな私が、ツイッターでまだ未読の友人のためにネタバレが書けないので、好き勝手に「真冬の麗人」今更ながら、ネタバレします。ギイタクには特に触れません。安定したかわいさだったので。

 

ざっくりどういうお話かといいますと、大学1年生の真行寺が足首を骨折して入院していて、急に一時退院をすることになったクリスマスの日に、三洲が(結果的に)お迎えにくるお話です。

 

原作の時から、少々複雑な家庭だった真行寺ですが、とりあえず、お母さんとは上手くいっていそうでよかった。

息子が息子なら母も母で、明るくハツラツとした印象で、ああ~兼満くんのお母さんらしいな~と謎のほっこり感。

そして、この短編の主軸にある我慢強すぎる真行寺くん。

多感な時期を両親の喧嘩を聞きながら育ち、親に迷惑をかけないように、色んなことを我慢する癖がついている(それでも困難を乗り越えられるくらい強いのだけど)真行寺を、真行寺母も三洲も心配しているようでした。

所詮は19歳だものね、まだまだ不安も精神的に未熟な部分もいっぱいあるよね。それでもかなり屈折してる上に医学生で忙しい三洲や、シングルマザーで頑張る母親に対して弱みを見せない真行寺は、やっぱりどこか三洲と似たもの同士なのかなあと思いました。

何より、このお話でびっくりしたのは、三洲新の成長っぷりです。

そもそも「風と光と月と犬」で何はどうあれやっと真行寺を恋人だと認め、本人よりも先に自分の父親に告白する始末でしたが、それがどうでしょう。

三洲の自由奔放で自分勝手な基本的スタンスは変わっていないようですが、「せっかく久しぶりに恋人に会えたのに」ってこのセリフ、真行寺の心の声じゃないよね?三洲が真行寺に向けて発した言葉だよね?って、私も真行寺と一緒にうろたえてしまいました。いや、正直に言うと変な声でた。

そこにいるのは三洲であって、私たちの知っている三洲ではなかったのです。

無事に三洲の中で真行寺は所有物から恋人に昇格し、高校生の時から大人びていた彼が真行寺にだけ見せていた子どもだった部分が2年でうまく成長しているなあ、とびっくりしました。

もっとも、天下無敵の屈折率ですから、わざとそんなことを言って真行寺をからかっている気持ちもあるのでしょうが、明らかに、からかい方が飼い犬じゃなくて恋人に向けてるんですよね。

初めて真行寺の腕に抱かれた時から、存外悪くないかも、なんて思いつつ、真行寺への気持ちを自分に対しても真行寺に対してもうやむやにしてきた彼が、こんなに自分ではなく真行寺のことを考えられる大人になったんだと、(この短編では)同い年ながら、1人で感動の嵐でした。

ついでに、三洲のちょっと嫉妬深いところは健在で、良きでした。

 

ごとう先生、真三洲難民に素敵な素敵な供給をありがとうございました。

おおや先生、挿絵見てアホほど気持ちが発狂しました(?)

お話の中での三洲くんの変化が、おおや先生が描かれた三洲くんの表情からもろに伝わってきて、ああ~~~色々あったけど結ばれるべくして結ばれた幸せに満ちたこの表情最高だよ~~~~ああ~~~~(略)と、絵を見ただけで昇天しそうでした。

 

真三洲が存在するこの時代、日本に生まれてよかったと思う午前4時でした。