" The moon is beautiful. "

 

2moons the series 記事です。

 

n番煎じだったら申し訳ない。

 

突然ですが「月が綺麗ですね」ってもうこの2人(というか6人)の為にある言葉みたいじゃないですか。

もうずっと1人でざわざわしてます。仲間いないんで。

 

日本人なら一度は聞いたことがあるこの台詞。

 

一応説明しておきますと、英語教師をしていた日本の文豪・夏目漱石が「I love you.」をストレートに「愛している」と言わずに、「月が綺麗ですね」と遠回しに伝えるのが日本人の奥ゆかしさだと生徒に教えたのがきっかけだそうですね。

この告白に対する返事は、同じく日本の文豪・二葉亭四迷が「あなたに身を委ねます」という言葉を「死んでもいいわ」と訳したことから、「死んでもいいわ」と返すのが文学的みたいです。

 

控え目に言ってどっちに言わせても最高じゃないですか?

そんな一歩引いた台詞をあのPhaが吐けるのか?っていう疑問は残るんですけど。笑

Mingはふざけてでも真面目にでもなんかさらっと言えちゃいそうだし、Forthはもっとさらっと言っちゃいそう。笑

2人には、moonはお前だろ!?ってツッコミ入れられて欲しい。

 

タイ語で「月が綺麗ですね」は「ดวงจันทร์ ที่มีความสวยงาม」と書くみたいですね。

対する「死んでもいいわ」は「ฉันสามารถตายได้(I can die.の訳)」みたいです。

google翻訳さんに頑張ってもらったので、真偽はわかりません(←ここ大事)あと読めません。

こっちの方が近いよ~とかあれば、ぜひコメントにて。

タイ語⇔日本語って翻訳ムリですよね。この界隈にハマって、タイ語⇔英語⇔日本語っていう強引な訳し方を覚えて、かなり便利です。

もちろん英語もさっぱりできませんが、タイ語見てると、タイ語より読める!マシだ!と英語に対する恐怖が薄れてきます。笑

タイ語の翻訳ペースと、英語の翻訳ペースでは雲泥の差なんです、ほんとに。

 

タイ人のお姉さんたちにもこれ教えたいしぜひ妄想の材料にしてほしいんですけど、誰か頼みます・・・(人任せ)

あと個人的に、「死んでもいいわ」を「I can die for you.」って訳すと更に良さみが深いのでお気に入りです。

 

 こんな時間なんでもう月も消えかかってますけど、いつでも輝いてる6moonsを見ながら寝床につくとしましょう。

今日も月が綺麗ですね。

2moonsが終わったので生きる楽しみを失った

 

※ 12話ネタバレあります ※

 

ここ1カ月の生活の半分を失ったと言っても過言ではないので、以降、暴走機関車の如く書きなぐってあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

さて、2moonsですが、日本時間7月24日0時より配信の12話をもちまして、シーズン1が終了しました。

私は、仕事から帰ってきて英訳を見る気力もなく・・・先ほど真面目に英訳を解読しながら、12話を見終えたところです。

 

えっと、mingと元カノmouwanちゃんの電話を聞いて、「俺に本当に何も言うことないの?」って拗ねてるkitがありえないくらいかわいすぎませんか・・・?

beamを盾にmingから逃げようとしたり、自分でいいね押しといて、手が滑ったんだよ!って言い訳したり、とにかく口説いてくるmingを冷たくあしらっていたのに、結局女の子と親密そうに話してるとこみて不機嫌になるんかーい(笑)って。笑笑

あと、「今夜連絡してもいい?」的なことを聞かれて、頑なに「うん」とは言わないけど、「だめ」とも言わない、素直になれない素直さがかわいすぎて、そりゃあmingも落とされるわ・・・と思いました。

それから、ラインの名前。「KIT KAT」笑笑 ちょっと根に持ってるけど結構気に入ってるのかな?と微笑ましく見つめておりました。

リアルタイムでツイッターを追っていたときに、mingとラインしながら笑ってるkit、何事!?と気になっていたので、そういうことか~!と納得です。

ここの二人は、ますますseason2が楽しみになる終わり方でしたね~~。

 

そして、メインのphaとyoは、ここ数話を見守ってきた身としては、いつも通りだけどやっと言ったか~~~やっとちゅーしたか~~~って感じでしたね。

phaに後ろから急に抱きしめられたyo、(殴るよ!)と腕をあげて見せて、phaに「殴るの?」と煽られて、phaのほっぺにぽんってこぶしを当てるかわいさ、火山が爆発してもおかしくない(?)

あと、車のシーン。

phaに「ほっぺにちゅーして!」って言われて、「何いってんの!」って怒って車に乗ったyoですが、phaがよそ見してる間にしてあげようとしたら、振り向いたphaとちゅーしちゃうっていう、なんともかわいい事故(笑)

(あのシーンは撮影大変だっただろうなあ~・・・)

phaが素直にyoを追いかけはじめてから、お前ら付き合ってない方がおかしいだろってくらいいちゃついてたわけですが、最終話まできて、やっと二人が結ばれて、season1の終わり方としては、おさまりよく良い最終回だったなぁという印象でした。

 

そして、season1では一切発展がなかったforthbeam。気になりすぎて、もはやこことmingkitが気になりすぎて、原作を読もうと思いました。

23日にバンコクで行われたイベントでは、forthbeamの掛け合いがあったみたいで、日本語字幕版を見ながら絶叫しました。

失恋したforthと、友達の応援ばっかりして、ついでに女の子を追っかけるbeam、どう進展していくのか、season2の見どころですね・・・。

 

ということで、私の生活の半分は2moonsとその俳優たちのことを考えて生きていたので、最終回がさみしくてさみしくて、何を楽しみに生きればいいのやら・・・。

(いや、グランギニョル見に行くんですけどね。)

この1カ月、彼らを動画やSNSを通して追ってきましたが、end of season1の投稿で、初めて彼らの泣き顔を見ました。

ファンを前にして最終回を迎え、思わず泣いちゃうくらい、彼らにとってこの作品が大きくて愛されてる作品なんだと思うと、純粋に嬉しかったです。

basくんのインスタには「I know what love really is.」(英訳)って書いてあったみたいで、まだ18歳のbasくんがこの作品を通して愛を知りましたって、wayoっていう役柄的にも、感慨深いとしか言いようがなくて、ありがとうって気持ちでいっぱいでした。

season2を楽しみに、彼らの動向は今まで通り追っていこうと思います!

 

 

 

漫画「ストレンジ」から学ぶ友達以上、恋人未満。

※微妙にネタバレありかも。

※後半、折りたたんで2moonsの話してます。そちらもぜひ。

 

ここ半月、タイ語ばかり見聞きしていると、さすがに日本語に飢えてきて、気になってた漫画を買ってみました。

 

「ストレンジ」/ つゆきゆるこ

 

男性同士のコンビ6組が各主人公の短編漫画集です。

この記事のカテゴリーにBLがありますが、こちらの作品はBLではなく、あくまで男性同士の友情物語を描いている作品集です。

試し読みは下記よりどうぞ。

comic.pixiv.net

 

今回のタイトルにある通り、この短編集は男性同士の「友達以上、恋人未満」なブロマンスにあふれています。

 

収録作品の「PRETTY!」なんかは、普段はちょっと無愛想だけど、実は動物が好きで動物を目の前にするとデレデレな先生と、その様子を唯一知っている生徒のお話です。

自分だけが知っている先生の「動物好き」な一面を、別の生徒に知られた時の小さな嫉妬は、まさに友達以上(正確には、教師と生徒だから友達ではないけど)な瞬間でした。

 

他の作品も、他者が入り込めないような二人だけの絆が見え隠れするシーンが多々あります。

この作品をBLと呼ぶにはいささか複雑な気分なのですが、BLを嗜む人が読むとそれらしく見えてしまうのもまた頷けるという感じです。

この作品内の子たちが恋人同士になると、この短編集の良さが薄れてしまうような気がします。

しかし、彼らの人生の続きをもっと踏み込んで見てみたい気もしてしまうのです。

 

読者のこの感情こそ、「友達以上、恋人未満」の絶妙で曖昧な雰囲気を顕著に表わしているなぁと思います。

どの作品も日常と非日常の間にあるような作品で、世知辛い現実から、数十分の逃避行をするには打ってつけの作品だと、自信を持ってオススメできます。

特に今の仕事を始めてから、私は「プライベートにまでエロなんかいらねえ!」の境地に達してしまい、いや、もちろん普通にエロありのBLも読むのですが、直接的な性欲的な表現を抜きにした癒しも求めていたので、最高の短編集でした。

男の子たちがわちゃわちゃしている様子をほほえましく覗いてみたい方は、必見の一冊です!

 

以下、エロなしBLというくくりでの2moons the seriesの話を書きなぐりです。

続きを読む

全国の腐女子に告ぐ。2moonsを見よ。

 

☆シーズン2の情報

キャストを新たに編成しなおし、2moons2の配信がされています。

前半はリメイク、後半はSS1では描かれなかった続編のストーリーが見られますよ。

ですので、2moons初見の方はいっそ2から入るのもありだと思います。

 

1作目がかなりの人気作品で話題になっていた分、2作目は受け入れられないというファンもいていまいち伸び悩んでいる印象。

でもSS1に負けず劣らず新キャストの子たちも精いっぱい頑張ってくれているので報われてほしいです。

CCDMは一生許さないけどな!

2Moons2 The Series EP.1_1/5 | ความรักสำหรับผมคืออะไร | Mello Thailand - YouTube

 

 

2moonsとは何か。

それは、「2moons the series」というタイのBLドラマのことである。

この記事を読んでいる腐女子腐男子のあなた。

とにかく、何も考えず、グーグルで「2moons the series 日本語」と検索していただきたい。

特に、私のように日本の実写BLや海外の有名BL?映画(山とか脱獄犯とか)を見尽くして新しい刺激がほしい方。非常におすすめです。

どうか!どうか!よろしくお願い致します!!!

 

・・・とだけ書いても、このドラマの魅力は伝わらないと思うので、ちょっと紹介します。

2moonsはBL小説を原作に、タイで放送されているBLドラマのことです。

 

★あらすじ

Wayoは高校の一つ上の先輩・Phanaに片思いしていて、Phanaを追いかけ同じ大学を受験し見事合格!そして、Wayoはmoonと呼ばれる学部のミスターに選ばれます。一方のPhanaは去年のmoonの中で1位をとっていたので、必然的に、下級生moon&star(女性の方の呼び名)のお世話や選考を担当することになっていました。

wayoはこのチャンスを生かしてPhanaとお近づきに・・・なれるのか?

 

という感じの、王道のど真ん中をいく大学生同士の不器用な純愛物語です。

このメインカプの他にも、もう2つカップルが出てくるみたいです。

 

★登場人物

 Wayo(演:Bas)

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理学部の大学1年生。家がお金持ちでお坊ちゃん。Phaが好きで大学まで追いかけたのに、いざ本人を目の前にするとちょっととんがっちゃうタイプ。性格はどこにでもいる普通の男の子。たまに女々しいしたまに小心者。

 

Phana(演:God)

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医学部の大学2年生。誰もが認めるイケメンで女子学生にかなり人気がある。たまに講義をさぼったりしているようだが、成績はいつもトップを修める秀才。俺様気質だけど根は優しいスーパー攻め様の鏡のような男。

 

Ming(演:Kimmon)

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工学部の大学1年生。工学部のmoon。Wayoの親友で、WayoのPhaへの想いを知っており、相談に乗ってあげたり、背中を押してあげたり、とにかく良い奴。明るくて男気があって、Phaとはまた違った攻め様タイプ。

 

Kit(演:Copter)

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医学部の大学2年生。Pha・Beamとよくつるんでいる。身長が低くて可愛げがあるが、本人はそれを気にしている節があるのもまたかわいい。アホそうに見えて実は物事の本質を見抜いていくタイプ。

 

Forth(演:Tae)

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工学部の大学2年生。去年のmoonの2位。たまに情緒不安定になるWayoを見て、まさかの恋に落ちてしまった哀れな男。気遣いもできるし笑顔もかわいいが、ちょっと強引なところも見え隠れするイケメン攻め様。

 

Beam(演:Tee)

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医学部の大学2年生。Pha・Kitとよくつるんでいる。Kitとは反対で、爽やかで誠実そうな風貌とは裏腹に、「Wayoが女だったらな!」とか言っちゃうアホ。物事を深く考えずに生きてそう。(とても偏見)

BeamがどうForthと進展していくのかが今一番気になる!!!!!

 

以上、3カップルが主役です。

 

※ メインキャスト6人のプロフィールが気になる方はこちら!

※ついでにドラマ内で使われている曲が気になる方はこちら!

個人的に、wayoが痩身というよりはちょっとがたいよさげのぷにっと感があってとてもとてもとても好きです。

あと、wayoは178センチあるのに、P’Pha(の役者さん)は190センチあるようで、結果wayoがちっちゃく見えるのがかなり良い。本当にちっちゃくてかわいい受けより普通にデカイ子たちの方が好きです。

普段はそれなりに高身長として生きてるのに、攻め様の前では急にちっちゃくてかわいい受け様になってしまうのかわいすぎる。個人の感想です。

ということで、少しでも興味もっていただけた方は、ぜひ私と一緒に彼らの恋の行方を見守りましょう!!!!

初めて同人誌というものを購入した話

私とタクミくんシリーズの出会いは、だいまおだったわけですが、映画を見て以来原作シリーズも集めています。おもに、真三洲のお話が載っている巻。

数年前、某腐女子向けサイトで、タクミくんシリーズを紹介する文を投稿しまして(シリーズモノを初見の方にオススメする、みたいな企画だったような)、それがサイトの記事になったこともありました。大好きです、タクミくん。

少し前に、ごとう先生がシリーズの同人誌「真冬の麗人」を出していたことを知り、通販では売り切れになっていたので諦めていたのですが、奇跡的にタイミングが合い、再販をゲットできました!

今通販サイトを確認したところ、売り切れになっていて、再再販は厳しそうとのことなので、今手元にあることに大感謝してます。

腐女子を名乗り始めて約8年、初めて同人誌を購入しました。

そんなの腐女子じゃないって?仕方ないじゃない、商業BLが好きなんだから。二次創作もまあ好きですが、同人誌を買うほどではなかったのです。

もちろん、商業作家の方も、オリジナル作品を同人誌で出している方がいるのは知っていました。しかし、ごとう先生以外の私が好きな作家の方は活動していなかったようで、買う機会がありませんでした。

そして、そういう腐女子の方ってほとんどいないんですよね、これが。

二次創作をメインに活動している腐女子っていっぱいいるけど、商業BL腐女子って肩身狭いですよねえ~仲間も少ないし。っていう愚痴。

 

以下、真三洲が好きな私が、ツイッターでまだ未読の友人のためにネタバレが書けないので、好き勝手に「真冬の麗人」今更ながら、ネタバレします。ギイタクには特に触れません。安定したかわいさだったので。

 

ざっくりどういうお話かといいますと、大学1年生の真行寺が足首を骨折して入院していて、急に一時退院をすることになったクリスマスの日に、三洲が(結果的に)お迎えにくるお話です。

 

原作の時から、少々複雑な家庭だった真行寺ですが、とりあえず、お母さんとは上手くいっていそうでよかった。

息子が息子なら母も母で、明るくハツラツとした印象で、ああ~兼満くんのお母さんらしいな~と謎のほっこり感。

そして、この短編の主軸にある我慢強すぎる真行寺くん。

多感な時期を両親の喧嘩を聞きながら育ち、親に迷惑をかけないように、色んなことを我慢する癖がついている(それでも困難を乗り越えられるくらい強いのだけど)真行寺を、真行寺母も三洲も心配しているようでした。

所詮は19歳だものね、まだまだ不安も精神的に未熟な部分もいっぱいあるよね。それでもかなり屈折してる上に医学生で忙しい三洲や、シングルマザーで頑張る母親に対して弱みを見せない真行寺は、やっぱりどこか三洲と似たもの同士なのかなあと思いました。

何より、このお話でびっくりしたのは、三洲新の成長っぷりです。

そもそも「風と光と月と犬」で何はどうあれやっと真行寺を恋人だと認め、本人よりも先に自分の父親に告白する始末でしたが、それがどうでしょう。

三洲の自由奔放で自分勝手な基本的スタンスは変わっていないようですが、「せっかく久しぶりに恋人に会えたのに」ってこのセリフ、真行寺の心の声じゃないよね?三洲が真行寺に向けて発した言葉だよね?って、私も真行寺と一緒にうろたえてしまいました。いや、正直に言うと変な声でた。

そこにいるのは三洲であって、私たちの知っている三洲ではなかったのです。

無事に三洲の中で真行寺は所有物から恋人に昇格し、高校生の時から大人びていた彼が真行寺にだけ見せていた子どもだった部分が2年でうまく成長しているなあ、とびっくりしました。

もっとも、天下無敵の屈折率ですから、わざとそんなことを言って真行寺をからかっている気持ちもあるのでしょうが、明らかに、からかい方が飼い犬じゃなくて恋人に向けてるんですよね。

初めて真行寺の腕に抱かれた時から、存外悪くないかも、なんて思いつつ、真行寺への気持ちを自分に対しても真行寺に対してもうやむやにしてきた彼が、こんなに自分ではなく真行寺のことを考えられる大人になったんだと、(この短編では)同い年ながら、1人で感動の嵐でした。

ついでに、三洲のちょっと嫉妬深いところは健在で、良きでした。

 

ごとう先生、真三洲難民に素敵な素敵な供給をありがとうございました。

おおや先生、挿絵見てアホほど気持ちが発狂しました(?)

お話の中での三洲くんの変化が、おおや先生が描かれた三洲くんの表情からもろに伝わってきて、ああ~~~色々あったけど結ばれるべくして結ばれた幸せに満ちたこの表情最高だよ~~~~ああ~~~~(略)と、絵を見ただけで昇天しそうでした。

 

真三洲が存在するこの時代、日本に生まれてよかったと思う午前4時でした。

 

ユーリoniceはBLアニメか?の話

※個人の感想です。意見が合わないことは、音楽性の不一致と同じくらいよくあることです。

※ネタバレ注意?


ユーリオンアイス、10話を見ました。
朝起きて、ツイッターを開いて、トレンドに「ヴィク勇結婚」という文字を発見したのです。
それは、紛れもなく、どストレートに公式でした。

そして、学級会が大好きな女オタク・腐女子の皆さんはこう呟きます。
「これはBLアニメですか?」


先に私の結論を言いますと、公式がBLアニメだと公言しない限りは、BLアニメだとは思いません。

もちろん、公式が私のような浅はかな腐女子をターゲットにアニメを製作していることは察しがつきます。
しかし、あのアニメは、BLっぽい表現を狙ってしているだけで、今のところは本格フィギュアスケートアニメなのです。
ボーイズラブをメインにしているわけではなく、フィギュアスケートがメインなのです。

某所で、BLならBLだって先に言って欲しかった。という意見を見ました。
でもそれって、ネコは電子レンジで温めるなっていう有名な都市伝説と似たようなものを感じるのです。
世の中には、ゲイのキャラクターが存在し、なおかつ、恋愛模様も描いた一般向け作品(小説、映画、漫画、他)は山ほどあります。
そのような作品は、いちいちLGBTに関する表現がありますとは書きません。
なんでもかんでも、説明しなければいけないのでしょうか。
本格フィギュアスケートアニメ(BL表現を含む)って?
おかしくない?だって、彼らはアニメの中で恋をしてセックスしてるわけじゃなくて、スケートやってるんですもの。

ついでに言えば、男女の恋愛物には説明がないのに、同性同士の恋愛物には説明が必要なのか?と思うのです。
作品のメインになる写真やあらすじを見て、恋愛もありそうだなって、書いてなくてもなんとなくわかりますよね?
それと一緒で、BLっぽいなって、なんとなくわからないものなのでしょうか。
私だって、物語の主軸ではなくても男女の恋愛が無駄に絡んできそうに見える作品なんてまず見ないよ!
ユーリの公式の宣伝画像みたときに、あ、これ今期の餌だ!って思ったよ!?察して!?と、思うのはダメな考えでしょうか・・・。


ここまで批判が出ているのは、スケートという創作に厳しいジャンルで、実在選手をモデルにしたことを一瞬公表し、あからさまなBLっぽい表現をこれでもかというほど詰め込んでいるからだとわかっています。
ただ、実在選手の名前を公表した文章はすぐに修正されました。
公開するべきではないと判断されたのに、それを蒸し返すのは、意地悪だとは思いませんか?
それに、このアニメに登場するキャラクターはあくまでオリジナルキャラクターであり、モデルの方とは一切関係ないのです。

まとめると、どんな作品を作ろうが公式の自由だ!文句を言う前にテレビ消せ!あと、察して!ってことです。

泣けるBL作品の話

今日は疲れすぎてBLのことしか考えられなくなってきました。

色んなブログやサイトを見た中でも、あまり見かけなかった、私の泣けるBLオススメ作品でも紹介してみようと思います。

1作品目
「あめの帰るところ」/朝丘戻

朝丘戻さんの代表作といっても過言ではないと思うこの作品は、予備校の先生と、その生徒である高校生のお話です。
幸せそうな二人を見た私は大号泣でした。
BLを読んで初めて泣いたのがこの作品。
詳しくはネタバレになってしまうので書きませんが、切ないです。

この本が出た頃は、毎月新刊をチェックして買っていた時期なので、思い入れのある作品でもあります。


2作品目
「マザーズ スピリット」/エンゾウ

既読のあなた様は、泣くとこあったっけ?あそこくらい?と、検討がつくかもしれません。

異国の地からやってきた留学生と、大学講師のお話です。
全体的にほんわか切ない"あめちゃん"に対し、こちらは笑って息絶えそうになりました。
ただ、後半、あるシーンで、気がついたら主人公と一緒に私も泣いてました。

結局、泣ける泣けないに関わらず、色んなツボが刺激された作品でした。


3作品目
「ラバーズ♥ドール」/三島一彦

人といえば人ですが、人外といえば人外です。
タイトルの通り、ドールの男の子とそのオーナーのお話です。

ファンタジックな作品は苦手な傾向にあるのですが(BLはファンタジーだとか、ストーリー構成がファンタジーだとか、そういうのは置いといて)、球体関節人形が好きな私にとっては、嬉しくもあり、悲しくもある作品でした。

ドールオーナーの方なら、一度は「うちの子が動き出したら、どんな感じなのかな?」と考えたことがあるかもしれません。
そんな気持ちをBLで表現してくれた作品だと思います。


どれもこれも、泣けるけど、二人の心は幸せな作品です。
是非、読んでみてください。