【ネタバレ有】愛を描くミュージカル「マリーゴールド」
序盤ネタバレなし、ネタバレのターンが来る前にワンクッション挟んであります。
あと結構長いです。
「グランギニョル」のネタバレ記事もよかったら読んでください♡
ネタバレのない序文
8月29日夜公演、30日夜公演見てきました。
29日は2階席、30日は1階3列目というなんともえげつない格差を体験(笑)
本当はライブビューイングも行きたかったんですけど、劇場で初日を迎えたくて諦めました。
戯曲集も無事に入手成功です♡
事前物販開始~30分後くらいまででしたら入手できる可能性はありますが、確実に入手したい方は開始1時間前くらいから並んでおくと安心だと思いました。
・・・戯曲集よりもファルスがメインの写真、こちらのキーホルダーは工藤遥ちゃんがモーニング娘。及びハロープロジェクトを卒業した時に販売された”FSK”です。
新作が出るたびに早朝から並ぶオタクが続出している今ハロプロで一番人気(!?)のグッズですね。
TRUMPシリーズでも出してほしくて、アンケートのグッズ希望欄に書いてきました(笑)
そういえば、劇場の前に可憐なお姉さまが札を持って立ってたんです。
なんだろう?と思ったら、壮さんのファンクラブのチケット引き換え案内の方でした。
た、宝塚出身だとスタッフさんまでこんなに可憐なのか、たまげたなぁ・・・と思いました。笑
さて、そんなくだらない話は置いておいて、そろそろ感想部門へと行こうと思います。
ネタバレ有の感想・考察
※以降全力のネタバレがあります
※「マリーゴールド」他、必要がある限りTRUMP関連作品すべて容赦なくネタバレします。
※観劇前の閲覧はまったくオススメしません
※本当にネタバレ大丈夫ですか?
※ストーリー順に並んでいないので読みにくい可能性大
・・・何から書けばいいのやら、かなり迷いますね笑
・全体のストーリーをざっくり振り返り(ちょっと長いよ)
25年前、クランを抜け出した少年ヤン・フラは「あのクランはおかしい、一緒にいた少女シルベチカが咬まれた」と語る。
そして追手も振り切り、その後二度と姿を見た者はいなかった。
マリーゴールドが咲く屋敷で暮らす”ダリ・デリコ”と名乗る小説家のアナベルと、その娘であるダンピールのガーベラ。
ガーベラは町の人々から「窓際の化け物」と呼ばれていて屋敷に幽閉されており、屋敷に出入りするのは主治医であるヘンルーダ、アナベルの妹エリカ、そしてアナベルの担当編集であるコリウスだけだった。
ガーベラだけでなくアナベルもまた「化け物と交わった女」として町の人々から忌み嫌われているため、”ダリ・デリコ”の正体はコリウスと編集長しか知らない。
ある日街に出たアナベルは自身のファンだというソフィとウルという少年に出会う。
TRUMP伝説を題材とした小説を書き、繭期少年少女失踪事件の資料も秘密裏に手に入れているアナベルが疑似クランに辿りつくのではないかと危惧したソフィは偵察・殺害に来たのだった。
しかし、そこでガーベラの存在を知らされたソフィとウルはクランに勧誘するためガーベラに会いに行き、そのまま屋敷を出たことがないガーベラを連れて街へ飛び出してしまう。
その飛び出した先でガーベラはエリカを咬み、さらにその場にいた人間を咬み殺す事件を起こし、拘束される。
エリカは血清が効き無事だったものの、その裏でコリウスに警告を出していた血盟警察のベンジャミンが小説家”ダリ・デリコ”の正体を世間にばらしてしまった。
一方、コリウスはヘンルーダに「お前は空っぽだ」「アナベルの過去に一体何があった」と詰め寄っている。
ヘンルーダは自身がクランから逃げ出して人間の夫婦に拾われたヤン・フラという吸血種であることを打ち明け、ガーベラの父親は自分であることを話した。
拘束されたガーベラは街の人々の目の前で処刑寸前だったが、ソフィとウルが人々を咬み殺し、ヘンルーダが時間稼ぎの為に街を燃やしたその隙に逃げ出す。
この惨事でソフィが不老不死であることを知ったアナベルは、ガーベラに永遠の命を、とソフィにお願いするもガーベラは「永遠なんてクソ喰らえよ」と一蹴り。
身に覚えのある台詞を吐かれたソフィは取り乱し、寄り添うウルに対し「君は友達なんかじゃない。もうウルごっこは終わりだ、キャメリア」と呟く。
その後ヘンルーダはキャメリアに刺され死亡、コリウスもまたガーベラとエリカを守り死亡したが、アナベルだけはソフィに咬まれヴァンプへと転化してソフィのイニシアチブ下となってしまう。
ガーベラを疑似クランへ連れて行きたいソフィは「君の願いを叶えてあげる。でもその前にガーベラには親離れしてもらわなくっちゃ!」と語った。
エリカとガーベラはまだ火が回っていない屋敷へ逃げ込みアナベルと再会するも、アナベルはソフィのイニシアチブによりガーベラに襲いかかり、ガーベラを庇ってエリカは死亡。
アナベルの姿を見て「母の愛こそが生きる意味」「あたしは希望」だと語るガーベラに対し「あなたは誰にも愛されちゃいけないし誰も愛しちゃいけない。あなたを生んだのは間違いだった」とアナベル。
最愛の娘にそう言いながらナイフを振りかざすアナベルは、最後にイニシアチブに逆らい「私にあなたを殺させないで」とガーベラに呟き、それを聞いたガーベラは自ら母親を刺したのだった。
「あなたを殺させないでくれたのね、ありがとう」と言い娘を抱きしめたアナベルはそのまま死亡した。
その一部始終を見届けたソフィは「ガーベラ、クランへ行こう」と誘うも「私はガーベラなんかじゃない」と返される。
それに対し「じゃあ君は誰なんだい?」とソフィが問うと「マリーゴールド」「母さんと一緒に希望は死んだのよ」と語る。
・舞台上のマリーゴールドは19本
大きなマリーゴールドが飾られている舞台セット、本数は19本でした。
そして今回の出演者はアンサンブルキャストも合わせまして18人です。
18本の絶望が飾られているわけですが、では、あと1本は?
おそらくこの世界のすべてを司る、たとえその場にいなくとも誰かの中に、世界のどこかに存在しているクラウスでしょう。
ちなみに劇中でガーベラに襲われた死者が13人、そしてその後様々な理由で亡くなったのが5人、合計18人で、そこにガーベラを足して19本という意見もあるみたいです。
真偽はされど意図があっての19本ということに変わりはないですね。
・拍手のタイミング
ミュージカルといえば、歌い終わった後に拍手をします。
開演後に気がついたのですが、私は拍手が入ると現実に引き戻されるというか、舞台を見ている私たちを意識させられてしまうんです。
TRUMPシリーズは特に物語に没入するタイプの作品なので、ストレートが好きな人にとってはそこが致命的な弱点になってしまう。
それを意識してかどうかはわかりませんが、特に後半は歌の終わりにすぐ別の音を入れたり台詞を入れたり、観客が拍手をするタイミングを与えられませんでした。
それがミュージカルに慣れていない私にとってはとてもありがたかったです。
LILIUMはアイドル舞台としてのミュージカルでしたが、マリーゴールドは曲が始まった瞬間、これガチのガチで本格ミュージカルだ!と思いました。笑
キャッチーで覚えやすい曲が多いLILIUMと違い、歌にのせて台詞を言っているマリーゴールド。
作曲者・和田さんの幅の広さには本当に驚かされてばっかりですね。
ただ、感想書き始めてさっそくなんですが、私はLILIUMの方が好きです。笑
ミュージカルもいいけど、私はやっぱりストレートやわかりやすいアイドルミュージカルが好きなんだと気付いたので、次回作はぜひストレートでやってくれるとありがたいなぁ・・・笑
・ガーベラ=マリーゴールド
末満さんのことだから、”ミュージカル「マリーゴールド」、なおマリーゴールドとガーベラが同一人物とは言っていない”、みたいなシステムも想像していたのですが、ちゃんと同一人物でした。笑
今回はミュージカルにしたい、と末満さんが思ったのはやっぱり田村芽実ちゃんを主役として置くからだったのでしょうか?
末満さんがこの世でもっとも信頼している19歳、田村芽実ちゃんの魅力を最大限に生かすには歌が必要不可欠なんですよね。
ステージの上でガーベラとして必死に、いやガーベラ的には慎ましく?生きてやろうという意気込みがお芝居や歌を通してめいめいから伝わってきました。
・2800年前に生きていたとされるヴァンプ”ダリ・デリコ”
アナベルの小説家としての名前は「ダリ・デリコ」なぜこの名前にしたんでしょうか?
血盟議会の長として、グランギニョル事件や2800年前のクラン焼失事件の参考人物として記録されているであろうダリちゃん。
秘密裏に得た情報の中で、ダリちゃんの何がアナベルに響いたのか、気になります。
とはいえ、いつの時代の話なのかを客席に伝えたり、シリーズと何か関連付けさせたりしたくて一番ふさわしい名前を選んだだけの可能性もあります。笑
デリコ家とフラ家、父親同士は腐れ縁のような同僚でありライバルであり友人関係、その息子同士は元々仲が良かったはずなのにクラン占拠事件(気になる!)をきっかけに決裂。
それがまさか2800年の時を経て”ダリ・デリコ”と"ヤン・フラ”で夫婦?になるなんて、切っても切れない関係なんですね。
・コリウス「先生」ソフィ「・・・!!」
ダリ・デリコ先生関連、街中で絡まれるアナベルを助けたコリウスが口走った「先生」というワードに、遠巻きに2人を見ていたソフィは「ハッ!」と反応して後ろを振り返り、ウルと目を合わせました。
そして「聞いた?」「うん」という会話をしていたのですが、それがめちゃくちゃにかわいかったです。
今回のソフィウル、前半は割とネタ要員でメイン人物の中では唯一の賑やかし担当でしたね。
ただ後半ではそんなの忘れさせるくらいの狂気的な笑顔が印象に残っています。
・ネガティブ人間種?コリウス
最初は柔和な笑顔に丁寧な語り口でしたが、徐々にその仮面は剥がれて、一番人間らしい感情の裏表を見せてくれたのがコリウスだったと思います。
それを自分と同じような気がすると見抜いていたエリカはすごいし、”嘘の笑顔を張り付けている”の振りで、エリカがコリウスの頬を持ち上げる仕草と同時に嘘くさい笑顔を作るコリウス、あのシーン結構好きでした。
ダンピールをおぞましく思っているコリウスは最終的にはガーベラに対して「ひとつだけ約束してくれ。幸せになってほしい」と語りかけます。
でもそれは決してガーベラの為の言葉ではなく、「それがアナベルの幸せだから」と続くんですね。
更にガーベラを目の前にして「ヘンルーダより先に出会いたかった。そうしたらアナベルもエリカもみんな幸せにしてあげられた」と言いました。
その”幸せ”の中にアナベルとヘンルーダの間に生まれたガーベラは存在出来ないんです。
最後まで自分主義を貫き通し、自分と好意を寄せるアナベルの幸せだけを願うコリウスは、人間の嫌な部分というか結局自分が幸せならそれでいいという誰しも持っている醜い感情を具現化したような人物でした。
TRUMPシリーズ、題材はファンタジーだけど登場人物がどこまでもリアルっていうのはこういうところなんですよね。
アナベルの台詞で1つ気になったのは序盤でコリウスに向かって言っていた「私はあなたを利用する、あなたも私を利用する」という台詞です。
これは小説家として情報を手に入れたり本を売ってもらったりするアナベルと、売れっ子作家の真実を隠しながらお金を稼ぐコリウス、という意味にも取れます。
しかし、アナベルはコリウスの気持ちを知っていてその気持ちを利用して真実を隠し作家として食べていくこと、一方のコリウスは編集としてアナベルの傍にいられる、という意味にも取れるのではないでしょうか?
コリウス演じる東啓介さん、「グランギニョル」で初見だったのですが1年でお芝居に磨きがかかり、歌も他の宝塚や東宝ミュージカル経験者たちに負けず劣らず上手かったです。
2.5次元舞台に置いておくには勿体ないくらいの役者さんだと思ったので、これからの活躍にも期待できると思いました。
個人的にナベプロ所属の役者さんはどうしても応援したくなります。笑
「グランギニョル」では繭期を越えたポジティブダンピールとして生きてきたのに「マリーゴールド」ではダンピールを忌み嫌う人間種になるだなんて、皮肉ですね。
・「気持ち悪い!」
エリカが善人を装うコリウスに向かって吐いたこの台詞、エリカはソフィたちからガーベラを庇った時にガーベラに言われています。
ガーベラ→エリカ→コリウスという図になりますね。
アナベルの幸せのためにガーベラを肯定しているフリをするコリウスと、アナベルが困らないようにガーベラに近づく者から庇おうとするエリカ。
エリカが自分でコリウスに言ったように、そういうところが似てるのだと思いました。
・「僕はソフィ・アンダーソン」「僕はウルだ」
ガーベラへの自己紹介の時にソフィはファミリーネームを名乗りましたが、ウルは名乗りませんでした。
更にTRUMPから約2800年後のお話ということで”ウル”が”ウル・デリコ”ではないことは簡単に想像がつきます。
そしてソフィに三津谷亮さんがキャスティングされている時点で、”ソフィ・アンダーソン”本人であることも間違いない状況でした。
でも、ウルがキャメリアだったのいうのは、私は想像がつかず驚きました・・・。
確かにLILIUMで唯一ファルス以外で舞台上に出てきた男子キャラ、ソフィと仲がよさそうな雰囲気だったので、察しの良い方は気付いてたと思います。
LILIUMの衣装は黒い生地が占める割合でファルスとの同化の進み具合を表していたようですが、確かにキャメリアは黒い生地が多いですし、疑似クランの監督生でもあります。
ソフィがキャメリアを”ウル”に選んだ理由はそこにありそうだと思いました。
※追記
ウル役はお外に出るたびにランダムに選んでいるそうです。
それがマリゴの時はたまたまキャメリアだったみたいですね。
・LILIUMは正伝であり外伝
ソフィのキャスティング関連の話です。
末満さんが過去のライブ配信でLILIUMは続編のようでもありパラレルワールドのようでもあり、そういう作品を作ろうとして出来たというお話をされていたみたいなんですが、その意味はTRUTHとREVERSEという独特のWキャスト制度にあるんじゃないかなあと思いました。
今回のソフィはD2版TRUMPのREVERSEでソフィを演じていた三津谷亮さんです。
つまりマリーゴールドとLILIUMはREVERSE世界(三津谷ソフィ)の正伝であって、TRUTH世界(西井ソフィ)では外伝として扱われるのではないでしょうか。
そもそもは「どうせヴァンプ物をやるならTRUMPの世界観を引用した、半分パラレル半分続編みたいなのやりたいな~」っていうぐらいの軽い発想からだとは思います。
ただ、たくさんのシリーズ作品が出ている現状で、REVERSEキャストが演じたことを含めてあえて考察するとなると、REVERSEの正伝という所に落ち着きました。
もちろん、キャスティングにはスケジュールや表現力、今回はミュージカルなので歌唱力など様々なことを含めて考えられているのが前提ですけどね。
・永遠なんてクソ喰らえよ
└「君は僕であり、僕は君なんだ」
└「化け物」と呼ばれて
ソフィに向かってガーベラが吐く台詞は聞き覚えのあるものがたくさんありました。
その中でもソフィに大ダメージを与えたのは「永遠なんてクソ喰らえよ」という言葉。
この言葉はかつてソフィがクラウスに向かって投げ捨てた台詞でしたね。
永遠なんてクソ喰らえだと思いながら生きているソフィに、いずれ死が訪れるガーベラがそんな台詞を吐いたら、そりゃあダメージ受けますよ。
ガーベラとソフィは初対面から特別な何かをお互いに感じ取っているようでした。
ガーベラは初対面の時もソフィの目の前で死ぬ時も同じ台詞を言うんです、「あなたも私とおんなじね。可哀想な人」と。
そしてソフィもガーベラに向かって「君は僕であり、僕は君なんだ」って言ったんです。
「窓際の化け物」と呼ばれていたガーベラですが、ソフィもLILIUMの劇中でキャメリアから「この化け物め!」と言われています。
同じダンピールで、屋敷に幽閉されているガーベラと永遠の世界に閉じ込められてしまったソフィ、似た者同士なんですね。
そういえば再び衣装の生地問題で、ソフィとガーベラは白が使われていたような気がします。
他の人間種も吸血種も暗めの色が使われていて、薄い色でも白は使われていなかったように見えました。
紫蘭と竜胆も白いは白かったのですが、LILIUMの再現だということで説明させてください。笑
・星の轍
これもD2版TRUMPを見た人なら息を飲んだシーンだったと思います。
ソフィが「永遠なんてクソ喰らえよ」と言われたあとのシーンで「キャメリア、何か歌ってくれないか」と言い、キャメリアの選曲はまさかの星の轍。
D2版TRUMPに出てきたクランの仲間たちも衣装や髪型そっくりで出てきました。
この曲はどの時点の誰目線の曲なんでしょうか。
今回の『TRUMP』の新楽曲「星の轍」と「虜のペンデュラム」は、劇中のある人物のある時点での想いを書いた歌詞となっております。パンフレットに掲載されるようなので、観劇後に是非読んでもらいたいです。
— 末満健一 (@suemitsu) December 23, 2012
このタイミングで歌われたということは、ソフィ目線の歌なんですかね?
星の轍は置いておいて、虜のペンデュラムには「朽ちぬ命の歌を奏でながら ただ星を求めて」という歌詞があります。
まさに今この状況って感じでした・・・。
・ヤン・フラ?フラ家存続してたの?
└ ガーベラはキキの子孫、てことは・・・?
TRUMPシリーズで"フラ"ときたらおそらくゲルハルトやアンジェリコの家系・・・ですよね。
しかし、ゲルハルトは子を成すことができない体で、アンジェリコはクラン焼失事件で繭期の間に亡くなっています。
フラ家はどうやってその血を繋いだのでしょうか?
ついでに言うと、ヴァンプであるキキの子孫がガーベラだとすると、アナベルは人間種ということで、自動的にキキの血を受け継いでいるのはヤン(ヘンルーダ)ということになるんです。
2800年の間にフラ家とキキとその子孫に一体何があったんでしょうか・・・舞台化でも小説でも何でもいいからその辺の解説をお願いします、末満さん。
・ヤンとシルベチカとリコリス
└ キャメリアに殺されるヘンルーダ
ヤンが擬似クランで出会った少女の名前はシルベチカ、LILIUMに出てきたあのシルベチカです。
擬似クランに入り、ソフィに咬まれたシルベチカは同じく咬まれそうになったヤンをイニシアチブに逆らい助けました。
そこで思い出すのは二輪咲き、ですね。
二輪咲きに出てくるリコリスという少女は、皆が忘れてしまったピーアニーのことを覚えていたり、キャメリアにシルベチカと呼ばれていることからソフィのイニシアチブ下に置かれていない二重人格だと予想されます。
そうなるとこの時シルベチカがイニシアチブに逆らえた理由は説明がつきます。
では、ヤンを助けたのはリコリスだとして、なぜ助けたのかを考えてみました。
①キャメリアとリコリスの仲を裂く要因になるから
これはキャメリアとリコリスが既に親しい関係にあることが前提となるので今の段階ではわかりません。
ただキャメリアとリコリスの仲が確定した場合はこの説が一番濃厚だと思います。
②ヤンが好きだったから
これも人前でいちゃつくのが平気だったり、チェリーの恋路を助けようとするシルベチカをチェリーから引き離したり、自己中心的で嫉妬深そうなリコリスの性格を考えると違いそうです。
それに出会ったばかりでイニシアチブに逆らえるほどの強い愛情があるとも思えません。
③シルベチカが好意を寄せる可能性があったから
リコリスが自分(と、シルベチカ)の邪魔になりうる存在だと察知して逃がした説が今のところ一番しっくりきました。
短いシーンで感情の動きはわかりませんでしたが、ヤンに優しく語りかけるシルベチカを見ていると、月日が立って仲良くなればシルベチカはヤンを好きになっていたかもしれません。
そうなるとリコリスにとってはシルベチカを操作するのが難しくなったり、シルベチカを一人占めすることができなくなるのでヤンを逃がしたのだと思います。
そんなこんなで疑似クランから逃げ出したヤンはヘンルーダという人間として生きて死んでいきました。
シルベチカが救った命、つまり愛する人が救った命を奪ってしまったキャメリア。
そんなのってないよ!疑似クランにいたってどうせ幸せになんてなれないじゃないか!!
・空っぽのヘンルーダとクラウス
ヘンルーダの髪型、クラウスと一緒なんですよ。
絶対何か意味があって同じ髪型にしているんだと思うんですけど、それが何なのかは私の空っぽの頭ではわかりませんでした。
ただ2人の共通点を見つけるとすれば、その”空っぽ”というところだと思うんです。
どこまでも自分を押し殺して生きてきたヘンルーダと、ただただ尽きることのない命を呪いながら彷徨い続けるクラウス、どちらも心が空っぽなんですよね。
LILIUMではストレートロングのマリーゴールドでしたが、今回のガーベラはロングのくせっ毛でした。
きっと父親譲りなんですよね。
そういうところでも暗に父親がヘンルーダであることを表してるんだなぁと2周目で納得しました。
二輪咲き上演当時のめいめいはショートだったので、疑似クランに入る時のマリーゴールドもショートで演じるしかなかったのですが、母も(本人は知らないけど)父も失い、新たにマリーゴールドとしての人生を歩む時に長い髪をばっさりカットしてたらかわいいなぁと思いました。笑
ついでに、LILIUM上演当時のめいめいはストレートロングだったのでLILIUMのマリーゴールドもストレートなのですが、伸びた後にくせっ毛が嫌でストパーかけてたらそれもかわいいなぁと思いました。笑
・マリーゴールドを買ってもらえない花売り
グランギニョルの時にも街の人々のシーンで花売りさんがいましたが、今回も登場していました。
今回の花売りさんは籠いっぱいにLILIUM登場人物の花を入れてリリーを片手にお花を売ってたんです。
そこまではグランギニョルにもいたなぁくらいにしか思っていませんでした。
しかし、次の街中のシーンにいた花売りさんが片手に持っていたのは、オレンジのような赤のような色をした花、おそらくマリーゴールドです。
そして花売りさんが「どうですか?」と言わんばかりに街の人々に花を差し出すのですが、誰もが顔をしかめて「いらない」と首を振っていました。
みんなから愛されて不老不死となってしまった(選ばれた)リリーと、絶望を背負い化け物と呼ばれ疎まれる(選ばれなかった)マリーゴールド、そういう細かいところも含めて見ごたえのあるお芝居なんです、TRUMPシリーズ。
・花言葉の歌
お花繋がりでS03「花には言葉がある」についてもちょっと書いておきます。
これは序盤、ヘンルーダがガーベラに同じ名前のガーベラの花束を渡しながら花言葉を教えるシーンの曲ですね。
ヘンルーダが教える花言葉は当然LILIUMの登場人物に乗っ取ったものでした。
カトレアは「好奇心旺盛」とかマーガレットは「わが道を行く」とか、LILIUMを見た人なら思わず頷いてくすっとしてしまうような歌でしたね。
その中にはちゃんと昼顔(ファルス)も出てきます。
ファルスと言わず昼顔と言ったのは、単にファルスでは伝わらないからなのか、あえてファルスというワードを出さないようにしたのかはわかりません。
・「我は守護者なり」
葬送終曲「聖痕《スティグマ》」を明らかに意識して作られていましたね。
曲中ではリリー、スノウ、マリーゴールドの「TRUE OF VAMP」ように歌いながら見つめ合っていました。
メインキャスト4人の歌声が圧巻だったのに対し、死亡フラグをそっと立てていく悲しさもありましたね。
「一人で生きるには、この世は酷だ。だから同じ夢を見よう」とソフィがガーベラに語りかけていました。
でもその夢はいつか醒めるんですよ。
「いつか夢に見たのは、君と共にいた景色だ。だけど今見る夢の世界は僕だけ」なんです。(虜のペンデュラムに戻る)
いくらウルごっこでウルの代わりを探そうとも、結局ウルはどこにもいないし、ソフィは一人です。
ラストシーンの後にガーベラは「共同幻想ユートピア」へ向かうことになるからか、カーテンコール時のBGMも共同幻想ユートピアが流れていました。
・希望の後に絶望が訪れる「マリーゴールド」
そろそろ総括と行きます。
この作品、星の轍あたりから周りが泣いているのはわかったのですが、私は泣けなかったんです。
いよいよシリーズに慣れてしまったのかわかりませんが「結末を知っていた」からと「席がクソ遠かった」というのはあると思いました。笑
過去のTRUMP年表を見てマリーゴールドが母親を殺すというのは知っていましたし、ヴァンプに転化というワードが出たのでアナベルがヴァンプ化した時も、まあそうなるだろうなぁと。
末満さんの「純粋にミュージカルを楽しんで欲しい」という言葉は信じないとか言っていましたが、私は見終わった後にその言葉を思い出して納得してしまいました。
シリーズを追っていれば追っているほどストーリーに囚われずにミュージカルを楽しめる作品になっているのかもしれません。
座席に関しては私は良席大好きマンなので、自分でチケットを取って2階席なんて初めて座りました。
もう今後初日は絶対に良席取ると心に決めております。笑
あ、あとイケメン!今回美女美声要素はたっぷりでしたがイケメン要素足りなかったです!笑笑
D2が好きな私ですから、結局はイケメンが好きなんです、久々の繭期みっちゃん麗しかった~!
そして今回はどちらかというとLILIUMに寄せた内容だったので、シリーズでLILIUMが一番好きな方にとってはかなり嬉しい作品だったと思います。
私もLILIUM大好きなんですが、ストーリーというよりはかわいい曲たちが好きだったんだなぁとわかりました。
心はミュージカル好きなのに体が苦手だと訴えてくるので悲しいです、推しはミュージカル女優なのにね・・・。
次回作は何になるのかわかりませんが、正直なところやっぱりストレートが見たいです。
あととりあえず私はフラ家大好きなので「COCOON」をお願いしたいですね。笑
TRUMPシリーズ最短ルートは、
— 末満健一 (@suemitsu) September 1, 2018
①COCOON
②タイトル未定 ウル主人公
③タイトル未定 ニコ主人公
④タイトル未定 ダミアン主人公
⑤タイトル未定 クラウス・ニコ・ダミアン主人公
⑥雪月花 リリー主人公
⑦最終作
でも、春林やグスタフやリコリスが主人公の話もやりたい。人生が足りない。 https://t.co/dMYIXcSyJf
ウル主人公も気になりますし、グスタフってことは片目が銀色の吸血種にまつわる話ってことですよね?
クラウス・ニコ・ダミアンはおそらく血の戦争あたりの話だろうし・・・本当に1年1作品じゃ全然足りません。
末満さん、繭期の人間たちも永遠パワーでがんばるからどうか長生きしてください。
それはそうとして、作品自体は本格ミュージカルとして仕上がっていて、親子の愛をはじめ姉妹の愛も男女の愛もそして何より作品への愛情に溢れる作品でした。
鳴りやまない拍手とスタオベを浴びながら、ステージの中心に堂々と立っているめいめいを見た時が一番感動したんです。
これからももっともっと素敵な女優さんになっていって欲しいし、歌手としても頑張っていって欲しいと思いました。
努力と才能とストイックさで仕事に厳しくプロ意識が高い半面、普段の天真爛漫な笑顔とかわいい話し方も魅力の19歳、どうかよろしくお願いします。
「あたしは希望」だと語ったガーベラも「もう泣かないと決めた」マリーゴールドも、「あなたは間違って生まれてきた」と言われたガーベラも「お前なんか、燃えて灰になれ」と言わたマリーゴールドも。
希望の歌を歌った後には絶望が訪れる人生を送りました。
しかしただの絶望で終わらせないのがTRUMP作品です。
ミュージカル「マリーゴールド」も愛を描く作品でした。
1万字の論文提出、これにて完了です。
もしよければDVDと音源集(ここから)買ってください。
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BLドラマ「Puppy Honey」から始めるOffGun沼
BLメインではないので厳密に言うと”BLドラマ”ではないです。笑
ブログ自体も書くことなさすぎて久しぶりだけど、タイBL紹介記事も久しぶりの3作品目ですね。
2moonsDVDも届き次第記事書きますし、S2撮影中のTWMも完走したら紹介書く予定なので気長にお待ちください。
さて「Puppy Honey」ですが・・・
実は2016年に配信されているちょっと前のドラマで、主役は大学生の男女カップルなのですが脇役カップルが男性同士なんです。
シーズン2まで配信されていて、日本語字幕版は記事作成段階ではDailyの方にS2の1話まで投稿されています。
★あらすじ
Porscheは自身の所属する動物保護クラブの存続の危機に面していた。そこで学部長の姪であるEmmaとその親友・Romeの存在を知り、同じクラブの仲間であるPickと共に2人をクラブに勧誘することに。しかし、Emmaは犬が大の苦手だったのだ。
少女マンガを見ているような、かわいくもあり切なくもあり、もどかしいけど全体としては甘めなお話です。
2moons好きな人は似たような雰囲気なので結構こっちも好きなのではないでしょうか。
私はご存じのとおり脇役カップルを目当てで見始めたのですが、主役カップルも負けず劣らずのかわいさで、S1の全6話をわくわくしながら完走しました。
★登場人物
Porsche(演:Kang)
明るくてちょっと強引なところもある好青年。ふざけているように見えても内面は熱くて優しい性格。諦めるという言葉を知らず、Emmaに対してもクラブに対しても犬に対しても、粘り強く接している。
Emma(演:Cherreen)
Porscheに対してもはっきりした態度を取り、いつも一緒にいる親友も男の子という強気な女の子。幼い頃のトラウマから犬に恐怖心を抱いているが、猫が大好きという一面もあり、たまに見せる優しい笑顔が魅力的。
Pick(演:Off)
Porscheの親友。口より先に手が出るタイプで、Porscheとはまた違った体育会系の強引さがある。口も悪くはっきりした性格だが、自分なりの正義感や常識を持っていて、なんだかんだと言いつつもPorscheやRomeに付き合う優しさがある。
Rome(演:Gun)
Emmaの親友。身長も低く大人しい男の子。普段は気遣いもできて気弱そうに見えるが、Pickに対しては意外と自分から攻めていく一面もある。気持ちがそのまま表情に出ていることが多く、割と正直な性格かも。
今回はメインキャスト4人の紹介でした。
BL展開があるのは下2人、PickRomeですね。
Puppy HoneyはSOTUS、2moonsを見終わった人たちが次に何見ようかなぁと調べて行き着く先、というイメージがあります。
私はツイッターで見かけたOffGunの写真に落とされてから見る決意を固めました。笑
上にも書いたのですが、作品全体の雰囲気は2moons寄りな感じで、あのほんわか雰囲気が好きな方ならハマると思います。
メインカップルの方もゆっくりと心の動きが見れるけど話数は多くないからさくっと見れるという点も手を出しやすくておすすめですね。
PickRomeは性格がいかにも男の子なPickの気持ちの変化がかなり見どころになってきます。
Romeの表情も「P'Pickが好き」って顔に書いてあってかわいいのでじっくり見てほしいですね。
さぁ、そろそろOffGunについても語らせてもらいましょう。
(先に言っておきます、私の推しカプはOffGunなんですが、一番好きなのはCopちゃんでKimCopを捨てたわけじゃありません!笑)
Pickを演じるOffくん、最初はRomeを演じるGunくんに対して「なんか生意気な新人が入ってきた」と冷たく接していたみたいですが、今ではそんな過去はどこへやら・・・笑
Gunくんの持ち前の愛嬌やお仕事に対する姿勢を見て、徐々に打ち解けていったみたいです。
いやでもまさか「OffGun is Real」と言われるまでの仲になるとは誰が想像していたのでしょうか?
タイランドのBL売りカップルはどこも仲良しでお互いが特別な存在なんですが、OffGunは他のコンビとはまたちょっと違うんですよね。
何がって、スキンシップの過剰さが。笑
こういうとんでも動画が大量にあります。
OffGunのモーメントは本気で意味がわからないしこの世のすべてに感謝したくなる。
基本はGunくんの方がちゅーしたりハグしたりOffくんに甘え倒していて、Offくんはそれを何食わぬ顔でそっと受け入れるというのがパターンです。
しかし、たまにOffくんからの反撃があるとGunくんは照れてはにかむだけのお人形になっちゃうことがあるんですよ。
はい可愛い。
自分からするのはもう癖みたいなもので、人がいようが外だろうがパピー(GunくんはOffくんをぱぴーって呼ぶ、かわいい)にくっついて回るのに、いざOffくんに同じことをやられるとGunくんは照れるんです。
逆にOffくんはしてやったりな顔をしていることも多く、そこもかわいい。
OffGunどちらかと付き合う女性はこの2人の関係を許容しなきゃ付き合えないと本人が明言しているあたりもすごいとしか言葉が出てきません。(どこで言ってたか忘れた)
GunくんはOffくんがファンから貰ったプレゼントに対して「それ知らない!」と発言し、OffくんはOffくんで「一人のイベントの時にもらったから」とあっさり返すなんてこともありました(バラエティ動画企画「รักหลับกับออฟ #OffGunFunNight」参照)
ファンを狙った絡みを超えて、もういつでもどこでも一緒で相手を信頼しきっているからこそ出来る意味不明な距離感の近さが売りのOffGunコンビ、ぜひ一度ご賞味ください(?)
女ハロヲタが語る「ラストアイドル」
たった今、シュークリームロケッツの新曲パフォーマンスを見てきたので、これまでのラストアイドルをハロプロの話も交えながら語るだけの記事です。
私は秋元系グループにはまったく詳しくないですし、ラストアイドルについてもメンバーの名前すら曖昧です。
ハロプロ・つんくさんのプロデュースや曲が好きなので、秋元系グループ・秋元さんが好きな方にとっては不快に思う表現ももしかしたらあるかもしれないです。
ですが、秋元系グループを否定する気持ちも、どちらが上だ下だと言う気持ちも一切ありません。
どっちも違ってどっちも良いアイドルだと思っています。
そんな私の率直な感想、私個人の好みでの意見ですのでご了承ください。
・ラストアイドルという番組について
私は1stシーズン、現ラルーチェの対戦は一切見たことがありません。
見ているのは2ndシーズンの表題曲を掛けた対決、現在放送中のアベマ、時々3rdシーズンのラストアイドル2期生?の対戦です。
つんくさんがプロディースをするということで「ラストアイドル」を見始めました。
見ている立場でこんなこと言うのはお門違いなのはわかっていますが、言わせてください。
「アイドルは視聴者やプロデューサーのおもちゃじゃない」
彼女たちは、本当に今のアイドル人生に満足しているんでしょうか?
まともなレッスンを受けさせてもらえているのでしょうか?
彼女たちを武道館に立てるようなアイドルに仕上げるつもりはあるのでしょうか?
特に、1stシーズンで勝ち抜いたラルーチェは、今ではもう他の敗者グループと大差のない扱いをされいるのはいかがなものかと思います。
もちろん2ndシーズンで負けたからそういう扱いなのもあるかもしれませんが、一体何の為に大変な思いをして勝ち抜いたのでしょうか。
今の扱いでは、現在戦っている2期生も勝ち抜いたところで未来が見えないのでは?
そして未来が見えないことに気付いた子たちは、脱退していったんだと思います。
更に3rdシーズンを見ていて思ったのは、一体どういうアイドル像を目指しているのか?ということです。
たとえば、実力がある木崎さんに歌もダンスもあやふやな佐佐木さんが勝利したということは、成長を見守っていくのがメインなのでしょうか。
グループとして活動していく上で声の相性、スキル、キャラクターなどのバランスがとても大事だと思います。
しかし、審査員それぞれで選ぶ基準が違うため、わかってはいましたがもはやただの運ゲーです。
こうして色々考えていくと、結論は「ラストアイドルというバラエティ企画が面白いだけで、その後売れるアイドルとして育てていくことは目的ではない」に落ち着きました。
そりゃあ地方や地下でアイドルやっているよりかは幸せな環境なのかもしれません。
それでも、オーディションを勝ち抜いて選ばれた彼女たちの大切な今を、ただのバラエティ企画で消化させてしまうのはいかがなものなのでしょうか。
正直、週1程度のレッスンしか受けていないハロプロ研修生の方が歌えて踊れてます。
研修生と同じような年齢のメンバーも多いと思うので、ちゃんとしたレッスンを受けて実力をつけていってほしいですね。
・Someday Somewhereが勝てない理由
サムサムはつんくさんプロデュースではないのですが、ちょっと気になったので書こうと思います。
前回は散々な結果に終わり、今回も1回戦は敗退してしまいました。
そんなサムサムが勝てない理由は”実力不足”、”プロデュースとの不一致”だと思います。
前回は衣装も曲もかわいく、今回だって秋元さんに書きおろしてもらったサムサムらしい楽曲で、プロデュースに関しては他のグループに劣るところはないです。
ただ、人数の割にメンバー1人1人のスキルが足りないんですよね。
今回割り振られた楽曲も、低音が不安定で自分たちの物にできていないのが丸わかりでした。
良い曲も歌いこなせなきゃ意味がない、良いダンスもちゃんと踊れなきゃ意味がない。
サムサムを見ていて、プロデュースにはまずメンバーのありのままの実力を知り、対戦を重ねていくことでどこまで成長できるかという現実を見越していくことが必要なのだとわかりました。
ラブコッチにも似たようなことを書きますが、実力不足をどう補うかがプロデュース力の見せどころだと思うんです。
今回は楽曲に本人たちの実力が追いついていなく、私はあの低音を歌いこなすには残り3回?の対戦じゃ無理だと思いました。
そういう視聴者・審査員の想像をどう乗り越えてきてくれるかで、今後の勝敗は大きく変わるのではないでしょうか。
・つんく♂ × Love Cocchi
アイドルらしい可愛らしさがある「失恋乾杯」とは打って変わって、自分に語りかける爽やかな楽曲だった「青春シンフォニー」。
なんとなく声の加工や歌割が機械的な感じがして「失恋乾杯」は好きではないのですが、「青春シンフォニー」はメンバーが心から訴えかけてくるのが伝わって良いなと思いました。
ただ、他のグループに比べて歌が上手いわけでも、ダンスが上手いわけでもないと思うんです。
そこで、ついこの間放送された関ジャムハロプロ特集での「LOVEマシーン」、「鞘師里保(元モー娘のエース。キレのあるダンスが得意)加入後の娘。」に対するつんくさんの言葉を思い出しました。
「歌が下手なのもダンスが下手なのも全部ひっくるめて歌にしてしまおう。無理に良く見せるのではなく、今あるそのままの良さを曲の中に放り込んだ」
「鞘師が踊れる分、踊れない子が悪目立ちする。それをカバーするために踊っているように見えて踊らない振付を考えた」
まさに「青春シンフォニー」も同じで、今のありのままのラブコッチで魅せるための楽曲だったのではないでしょうか。
ダンスもかなり踊っているように見えて複雑な動きは入れずシンプルめに、歌割はソロパートを入れつつ、全体が不安定にならないようにユニゾンも取り入れて綺麗に仕上げてますね。
余談ですが、センターから順番に手を上げていくあの振付はハロプロあるあるなので純粋に好きです。笑
唯一暫定メンバー経験者がいなく、人気的にもいまいちだったみたいですが、2ndシーズンで一番成長したのはこのグループだという声もあるくらい大きくなったラブコッチ。
「私が今ここにいます」って光り輝くラブコッチを応援したくなりました。
・指原莉乃 × Love Cocchi
そして迎えた2度目の対戦のプロデューサーは指原さん。
私は初披露の映像を見たとき、仕上がりが残念で残念でなりませんでした。
確かに衣装も曲もダンスもかわいいです。かわいいのですが、ただそれだけ。
特にダンスの振付をしていた方の「サビで座ろう」という言葉が引っかかりました。
前回のレッスン時に木下先生が「ここはどういう気持ちで腕をあげてる?」とメンバーに問いかけていたのとは裏腹に、そういう心理的な意図もなく振付されている感が透けて見えてしまいました。
印象に残る振りだとは思いますが、印象に残る可愛い振りということは考えられていても、ラブコッチのメンバーを生かすための振りではないと思うんです。
ラブコッチでなきゃできないダンス、曲、そういうものが感じられません。
顔も振りも曲もかわいい、なのに全体のパフォーマンスはいまいちしっくりこないのはそこが原因だと思います。
サムサムでも書いたとおり、ラブコッチも実力不足を補うプロデュースにはなってないのでしょう。
それらを乗り越えてどうラブコッチらしいパフォーマンスに仕上げるかによって結果が変わってくると思います。
・秋元康 × シュークリームロケッツ
2度ある文は3度ある。
実力とプロデュースとの不一致、以上!
そうは言っても表題とったわけですがね。
初めて「君のAchoo!」を聴いた時の出だしで「あっもうだめだな、ラブコッチ勝ったわ」と思ってしまいました。
それと比べると後半のラップはかなり良くなっていったのもあり、そういう成長面で表題を取れたのだと思います。
ただ、ただし、全体のパフォーマンスや実力としては、ラブコッチもグッティアも全然負けてませんでした。
とくにグッティアは、私が「スリル」のようなバキバキに踊るかっこいいセクシー曲大好きなのもありますが、シューロケよりも実力は上だったと思います。
つまり、メンバーの長月さんもアベマで似たような発言をしていましたが、実力がないのに表題を取れてしまったわけです。
そういうところも、この番組の醍醐味であり謎でもあるんですけどね。
・つんく♂ × シュークリームロケッツ
「夜中 動画ばかり見てる・・・」wwwwwwwwwwww
タイトルからしてまずつんくさんで、とにかく娘。っぽい曲っていうのが第一印象。
イントロであ~~~~絶対好き!!!!って思いました。
シューロケと会話をしながらも糸口が見えずに悩んでいたつんくさんですが、なぜこの曲を娘。にくれなかった?と思うくらいの良曲でした。
だって、聴きながら小田さくら(ハロプロ内で最強の歌姫)や譜久村聖(娘。現リーダー)の声で再生されるんです。
まぁ、それはシューロケ的には良くないですよね、曲にシューロケを乗せられてない証拠だと思うので。
ラップに関しても、ジェラジェラや次々続々くらいのリズム感とかっこよさ、最低でも前ここラップくらいのクオリティはほしい所です。
そして、なぜ長月さんがメインで、他の2人が空気なのか?というコメントがたくさん見受けられましたので、ハロヲタ的解答をしたいと思います。
それは長月さんが一番歌えるから。ただそれだけです。
ハロプロ、特にモーニング娘。は実力至上主義で、歌が下手なメンバーはほとんどソロでの歌割を貰えません。
ひどいときには1曲の中でひと文字しかソロパートがない(「る」に注目!)こともあります。
また、つい先日卒業した尾形春水も、ビジュアルはトップクラスなのにパフォーマンスはあまり得意な方ではなく、ほとんどソロパートや見せ場がないまま去って行きました。
卒業理由は学業優先とのことですが、パフォーマンス面でもキャラクター面でも上手く目立つことが出来ず、成長も周りに比べるとゆっくりなタイプだったので、そういう事情から学業へのめり込んでいったのかもしれません。
ハロプロは可愛いだけでは見せ場もセンターも貰えないですし、むしろつんくさんは可愛い子をセンターに置かない論の人なんです。
もちろん長月さんが可愛くないと言っているわけではなく、ビジュアル面を支える松本さんはセンターから外し、ソロパートに関しては他の2人は歌唱力がない、ただそれだけです。
そういうところからも、前回のラブコッチは一昔前の娘。的なプロデュースだったのに対し、シューロケは近年の娘。的なプロデュースだなぁと感じました。
今回は初戦のインパクトで勝利をおさめたのだと思いますが、これからはもっともっとクオリティを追及しないと勝てないと思います。
というか、審査員のコメントを聞いていても、つんくさんの曲やアプローチがよかっただけで、シューロケのパフォーマンスに対する評価はほとんどありませんでした。
滑り出しは好調なので、ここからどうメンバーがレベルアップしていくかは見どころですね。
ついでに、つんくさんからの個別メッセージが的を得ていて面白かったです。
圧倒的ビジュアルの松本さんへはとにかく顔を見せろと、歌を支える長月さんにはもっと上手くなる努力をしろと、そんな強い2人の間に挟まれて自己主張ができてない小澤さんには良い子でいようとするなと。
これは年単位の長期的な目でのアドバイスというよりは、今回の戦いに勝つためのアドバイスですよね。
やっぱり私はつんくさんには頭が上がりません。
・総括
とにかくどのグループも全体的にスキルがまだまだ足りない。
グッティアはダンスが激しい分めちゃめちゃマイクホールドが甘くて歌が課題。
ラルーチェはユニゾンがまだ汚い。阿部さんのソロは良い。
サムサムはとにかく歌もダンスも相当努力しないと無理そう。
ラブコチもサムサムと同様。かわいいだけから抜け出さないと勝てない。
シューロケは最初のインパクトを超えてクオリティで勝負できるかが大事。
とはいえまだまだデビューから日が浅い皆さんですので、覚醒には少なくともデビューから5年はかかると思います。
アイドルたちが大物プロデューサーにどれだけ食いついていけるか楽しみですね。
さて、最後まで読んでくれたあなた、ありがとうございました。
食生活の改善・自炊を継続したい日記
久しぶりの日常カテゴリーです。
情緒不安定な時に(?)ふと、「いや食生活ガチでやばくね?」と思ったので最近自炊を本格化させました。
ステマではないですが、食生活改善したいなぁとか、自炊ちゃんとやりたいなぁと思っている方に参考になればという思いもあって書いてます。
なお、私は食べることが好きでストイックなことは出来ないあまちゃんです、ご了承ください・・・(笑)
・目的
① 健康になりたい。いやエブリディ健康人間だけど、コンビニメシとかインスタントとか雑な食生活続けると5年後くらいには死んでそう。
②痩せたい。マジで。脂肪いらん。”マイボディの特技は現状維持”を打開する。
・目標
①うまいメシを食べる。うまくないものを我慢して食べることはしない。
②1日1食は自分で作る。
③半年くらいで体重-5キロ。でも痩せなくても落ち込まない。短期間で結果を出そうとしない。
・注意点
②間食外食一切禁止にはせず、臨機応変に。量と内容はその都度考える。
③極端な食事制限はしない。ってか無理。メシは人生。
③色々神経質になりすぎて病まない。心身共に健康が至高。
④キッチンの綺麗さはまじで重要。毎日は無理でも掃除から逃げない。
⑤食材は余さず使う努力と工夫をする。
・手順
①使用サイトはおいしい健康: 毎日のおいしい食事・健康管理
②サイトの献立機能を使い、メニューを考える。
③作った献立の中から4種くらい選抜してスーパーに行く。サイトの買い物リストをチェックしながら買い物をする。すると余計なものは買わないし買い忘れもない。
④作る。食材の分量・調味料の量などすべてレシピ通りになるようにはかりで計測する。ここ一番重要、1人前の感覚が狂ってるisある。
⑤作り終わったらツイッターに写真を上げる。写真を習慣化することで、他人に見せられる食事を意識するようになる。
こんな感じで今2週間くらいやってきました。
使用サイト「おいしい健康」は健康的なメニューってどんなだろうとぐぐって見つけたサイトなんですが、これがめちゃめちゃ素晴らしいんです。
元々クックパッドが運営していたようで、クックパッドのメニューもたくさん載ってます。
◎良い点
・クックパッド(素人考案)のレシピでもすべて管理栄養士からのコメント付きで選ばれたレシピしか載っていない。
・登録時に自分の身長体重などのデータ・食事テーマ(糖尿病・高血圧・ダイエット・貧血など)を登録すると、自動的に1食分のカロリーや必要栄養素を出してくれる。
・そのデータを元に献立を作り保存することが出来る。
(例)実際作ったメニュー
献立を考える時点でカロリーや栄養素を自動で算出してくれて、献立に入れられるメニューのみを表示する機能もある。すごい。
食材の量も1人分から12人分まで設定できます。すごい。
この献立の場合、食物繊維が足りてません。
食物繊維、嫌いな食べ物にばっかりいっぱい含まれてて私の敵です。
◎悪い点
・アイフォンのアプリでしか1食の栄養価基準を調整できない。私と同じアンドロイド民は最初の登録時に食事テーマをよく考えて登録すべし。
・将来的に有料化される予定。ただし無料なのがありえないレベルのコンテンツなので然るべき対応である。
ね、すごいでしょ?
他に作ったメニューはというと。
私ありえないくらい好き嫌い激しいので、自分の食べれるものを最大限に生かしてる感じです。笑笑
好きなものと嫌いなもの、どちらを先に食べるかというと、私は好きなものしか食べない派閥なので。
ダイエットってみんな、糖質制限したりサラダしか食べなかったり断食したり、結構極端じゃないですか。
私そういうの絶対無理なので、とにかく日々おいしいご飯を食べながら、どちらかというと健康に気遣ってついでに痩せてくれたらいいなぁくらいの気持ちでいます。
もちろん作るのが億劫になったり、元々作る予定だったメニューの気分じゃないなぁって時もありました。
そういう時は作っちゃえば結果美味しくて満足するので、U.S.A.でもキメてテンション上げてます。笑
自炊でもなんでも、人生の最大の敵って”面倒くさい”ですよね。
私は元々料理が嫌いではないのと、今日もツイッターに写真上げたいっていう気持ち(これも決して強制ではないことを自分に言い聞かせる!)、あとはご飯に対する執着などなど色々あって頑張れてるんだと思います。笑
あ、写真を上げているのは鍵付きの本垢(@mitumomo_)なので毎日のメニュー気になる方がもしいれば気軽に申請してください。
ただしTL会話もわけわからん独り言も1日中うるさいのでミュート推薦です。
コンビニ飯とかインスタントとかお惣菜とか、結局飽きちゃうのでどうせならおいしく栄養とかカロリーも考えて楽しい食生活を送っていきたいです。
これからも無理せずゆるく自炊生活続けていく所存ですので、これから自炊を始めようとしているあなたも、毎日作るの面倒だなって思ってるあなたも、一緒にのんびりやっていきましょうね!♡
岡村美波ちゃんイチ推し宣言♡
めちゃゆるいタイトルですが、この記事は私の決意表明です。
ここからアイドル・岡村美波を応援していく一ファンとして一歩を踏み出したいと思い、今の気持ちを書き出しました。
彼女のデビューから1年後、初のシングル発売日、いつかアイドルを辞める・・・つまりは2度目の推しの卒業を迎えるかもしれないその日のために。
私がデビュー前の岡村美波に向き合った記録を残しておきたいと思います。
”たかがアイドル”と馬鹿馬鹿しく思うかもしれませんが、私にとって岡村美波ちゃんは、初めてデビューから応援できるたった一人の大切な女の子だから。
私が研修生に興味を持ったきっかけは、「LILIUM」に出演していた子たちの話から始まります。
そもそもハロープロジェクトに興味を持ったのも「LILIUM」からなのだけど、そこに出演していた田辺奈菜美ちゃん(現・ONEPIXCEL)がおそろしくタイプでした。
そこからなんとなく研修生という制度を知ってはいたものの、表に出る機会が多くはなく、北海道でパフォーマンスを見る機会も少ない彼女たちのことは、正式メンバーほど追ってはいなかったんです。
そのうち田辺奈菜美ちゃんは研修活動を終了してUFを退社したため、なおさら研修生への興味も薄れていました。
その後数年が経ち、ハロステで2016年実力診断テストのダイジェスト映像や研修生紹介コーナーを見て、私は岡村美波ちゃんに心を奪われてしまいます。
とんでもなくアイドル力が高く、ファンの間では第2の松浦亜弥、または愛嬌のある顔立ちから山崎邦正(月亭方正)と呼ばれています(笑)
私が研修生の中で一番気になっていた岡村美波ちゃん、今後デビューが決まればハローの推しはこの子で行こうと決めていました。
2014年のハロオタデビューの時からイチ推しだった田村芽実ちゃんは、私が推し始めてからわずか2年で次の夢に向かって卒業してしまったからです。
私は推し変が出来ない人間なので、現メンバーの中で特に好きな子は何人かいても、やっぱり推しとして見ることは出来ませんでした。
推しがいなくても大好きなハロプロにどう向き合っていけばいいのかわからず、抜け殻だった時期もあります。
そしてめいめいが芸能活動を再開した時、私はアイドル・田村芽実のファンから女優・田村芽実のファンになり、同時にハロプロで誰かを推すことは”推し変”ではなく”アイドルという枠組みで推しを作る”ことに認識が変わったんです。
そんな時に出会ったのが、ハロプロ研修生・岡村美波ちゃんでした。
ビジュアル、スキル、発言、どれをとっても王道アイドルなかわいさを持っているみいみちゃんを見て、この子を推したいって思ったんです。
そして6月9日のハロプロ研修生発表会にて、小劇団をイメージした新ユニットのメンバーとして岡村美波ちゃんが選ばれたことが発表されました。
正直、今までとは違う方面でのグループということで、一体どんな活動になっていくのかという不安もあります。
演劇は大好きだけど、王道アイドル・岡村美波を求めていたところもあります。
でも、いつ研修活動を終了してしまうかわからないという状況から脱却した安心感もありました。
デビューが決まったことを知っていながらステージで、観客席降臨で、涙を流したと知った時、みいみの嬉しい気持ちやこれからも頑張ろうという気持ちを全力で応援していこうと決めました。
これだけ書いておいてあれですが、私はまだ生で岡村美波ちゃんのパフォーマンスを見たことがありません。
初めて見るのはデビュー決定後のお披露目公演・夏ハロコンになると思います。
研修生現場に行っていたり、SunRisa時代から応援しているファンの方もたくさんいますが、私はみいみの昇格決定後の初公演と一緒に”岡村美波推し”デビューをすることをここに宣言します!
最後に。
ハロプロ研修生・岡村美波さん、デビュー決定おめでとうございます。
今までのアイドル活動や研修活動の中で、つらかったこと、大変だったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、色々あると思います。
それはデビューしてからも同じで、アイドルとして、一人の女性として、成長していくにつれて今まで以上にたくさんの感情や景色と出会うでしょう。
その瞬間にあなたの一ファンとして立ち会えることを楽しみにしています。
おっさんずラブでBLに興味をもったあなたへ
短編ドラマの時から大好きだったおっさんずラブがまさかの連ドラ化!
そして、まさかの大ヒット!
日本中でおっさんたちの日本一ピュアな恋愛を一心に応援している、そんな現状が嬉しい限りです。
このドラマを通して男性同士の恋愛物語、いわゆるBL(ボーイズラブ)に興味を持った方も少なからずいらっしゃると思います。
また、BLには普段から触れていても二次創作がメインでオリジナルに詳しくない方、実写作品はあまり見たことがない方、ロスが怖くてとにかく次にハマれそうな何かが欲しい方・・・色々事情がありますよね。笑
そんなあなたに向けて、BLとあればなんでも手を出してきた私から各ジャンルのおすすめ作品を紹介してみようと思います。
とはいいつつも、入門編を意識してBL風ブロマンス作品も混ざってますのでご了承ください(ブロマンス作品にはタイトルの所に非BLと書いています)
テーマはピュアです!
漫画
えんどうくんの観察日記 / ハヤカワノジコ
あらすじ:席替えで前後になった津田と遠藤。お互いあまり他人に関心がないタイプではあるが、些細なことをきっかけに津田は遠藤のことを知っていき興味を持ち始めるも、そんな自分に戸惑ってしまう。
続編:えんどうくんの実験ノート(上・下巻)
思わず「頑張れ!」って声が出てしまいそうになるような、少女マンガよりもピュアな!?高校生同士の不器用な恋愛物語です。
表紙の絵柄の通りに透明感があってあっさりと読めますが、決してストーリーが薄いわけではなく、2人がどのように惹かれあっていくのか繊細に描かれています。
キス以上のシーンはないので、BL初心者でも安心して読んでいただけると思いますし、2人の心の変化や関係の変化をじっくり見守っていただけたらいいなと思います。
【非BL】ストレンジ / つゆきゆるこ
あらすじ:特にやりたいこともなく、なんとなく塾通いの毎日を送るオデコちゃんは、帰り道に女装バーで働くクマさんに出会う。ちぐはぐな2人がちょっと不思議な交友関係を築いていく表題作の他、5作品を収録した短編集。
がっつりなBL作品をいきなり見るのは怖いなぁ、という方におすすめしたいのがこの作品です。
”友達以上、恋人未満”な男性同士の絶妙な関係性を描いていて、こういう関係性って性別に関わらず誰しも憧れるよね、という人生のキラキラな瞬間がぎゅっと詰まっています。
私も思っていた以上にきゅんきゅんして驚いたので、ぜひこちらで試し読みしてみてくださいね。
10DANCE / 井上佐藤
あらすじ:鈴木信也と杉木信也は社交ダンス界でそれぞれラテン・スタンダードの日本チャンピオンとして活躍している。杉木の誘いにより10種目で競う「10DANCE」に挑戦することとなり、稽古を進める2人の関係もゆっくりと変化していく。
続編:現在連載中。単行本は現段階で4巻まで。
本格ダンス漫画として現在ヤンマガで連載されているBL作品で、これから追いかけていく楽しみもあるのがこちらの作品です。
2人は元々ゲイではなく、感情の変化に気付きつつも自分達の気持ちとどう折り合いをつけていいのかわからず揺れている姿がまさにOLの春田と重なります。
本編ではキス以上の描写はないものの、ダンサーである2人の色気が日常シーンからも漂っていて、1ページ捲るごとに思わず見入ってしまいます。
小説
【非BL】青空の卵 / 坂木司
あらすじ:どこにでもいる普通のサラリーマン・坂木司は、友人である自称引きこもり・鳥井真一の元へ日常で起きた謎をお土産に訪れる。日常に潜む謎を鳥井の鋭い観察眼で解決しく中でさまざまな人と出会い、2人は成長する。
続編:仔羊の巣、動物園の鳥
「和菓子のアン」で有名な坂木司先生のデビュー作で、ドラマ化・漫画化などもされている日常系ミステリー作品です。
メインはミステリーではあるのですが、坂木と鳥井の友情以上に深く共依存とも呼べるような、微妙な均衡を保っている関係性の描き方が素晴らしいと思いました。
絵が入った表紙の本を買うことに抵抗がある方でも、男性同士の関係を楽しみつつ、ミステリーも楽しめるという点でおすすめです。
美しい彼 / 凪良ゆう
あらすじ:無口で友達もいなく吃音持ちでクラス最底辺の平良が恋をしたのは、人気者でクラスのトップに位置するも冷酷で誰の指示にも従わないキング、清居。まるで信仰宗教のように清居を崇拝する平良を最初は気持ち悪がっていた清居だったが。
続編:憎らしい彼
小説はどの作品にするかめちゃめちゃ迷ったのですが、最近読んで一番心に突き刺さったこの作品にしてみました。
正反対だからこそお互いをお互いで埋め合うような関係を描きつつ、吃音症やスクールカーストといったテーマも前半の平良視点・後半の清居視点、どちらでも丁寧に描かれています。
BL初心者に勧めるにはちょっと濃すぎるかも、と思いつつも凪良ゆう先生の作品はどれをとってもBLとして以上のストーリー、一人の人間の物語として面白く読めるので、挑戦する価値は大ありです。
アニメ
同級生
あらすじ:合唱コンクールの練習中、クラスの秀才・佐条利人が歌っていないことに気付いたバンドマンで音楽好きの草壁光。くだらないと思っているのか、と気分を害すも、放課後の教室で一人歌の練習をする佐条を見つけた草壁は思わず声をかけた。
続編(漫画):卒業生(冬・春)、空と原、O.B(1・2)
「ウツボラ」で有名な中村明日美子先生が描いた同名BL漫画を原作にアニメ映画化した作品です。
ちょっとチャラめなバンドマン高校生と眼鏡で真面目で秀才な高校生、というよくある設定ですが独特の絵柄と爽やかさで”まじめにゆっくり”恋が描かれています。
私は実際に映画館へ見に行きましたが、どこにでもある普通の恋愛を最上級に美しく仕上げているという印象で、テレビではなく映画で大正解!と思うくらいスクリーンに惹き込まれました。
世界一初恋
あらすじ:とある事情により丸川書店に転職した小野寺律は、自分の得意とする文芸部門ではなく未経験の少女漫画部門へ配属されることに。勝手がわからない上に、やり手編集長である高野政宗との思わぬ因縁も発覚してしまい・・・。
続編:世界一初恋②(アニメ2期・全12話)、世界一初恋~横澤隆文の場合~(アニメ映画)、原作漫画・小説(原作は「世界一初恋~○○の場合~」という表記で、○○には各カップルの受けの名前が入ります)
関連作品:純情ロマンチカ(漫画・アニメ・小説)
BLの登竜門といえば原作者・中村春菊先生の代表作”純ロマ”なのですが、”セカコイ”の方が入りやすいかなぁと思いこちらにしてみました。
「おっさんずラブ」好きに勧めるという点では、子持ちの少年漫画編集長・桐嶋×高野に失恋した営業の暴れ熊・横澤という大人の恋愛にスポットを当てた映画版・横澤さんの場合は結構刺さる気がします。
そう、横澤さんはOLの武川さんと似たような立場なんです。
出版業界の仕事もリアルに描きつつ、色んなカップルの少女漫画のようなかわいい恋愛模様を見ることが出来る作品です。
純ロマ・セカコイシリーズは本当に作品数もカップル数も多いので今から入るのはちょっとなぁと戸惑うかもしれませんが、まだまだ連載中でこれから追って行きながらゆっくり楽しめますし、きっとお気に入りの2人が見つかると思いますので是非挑戦してみてください。
【非BL】ユーリ!!! on ICE
あらすじ:日本中の期待を背負ってフィギュアスケートグランプリファイナルに挑むも、メンタルの弱さから敗退してしまった勝生勇利。引退も考えながら地元に戻ると、そこには憧れのヴィクトル・ニキフォロフの姿が。しかも、勇利のコーチになると宣言されてしまう。
BLファンの間でかなり話題になった作品で、特に女性に人気のあるフィギュアスケートを題材にした原作なしオリジナルのスポーツアニメです。
限りなくBLに近く、スポーツを通して信頼し合う師弟関係、友情、愛情などなどを全部織り交ぜて、人と人との関係を密接に描いた作品だと思います。
「どうせただの腐向けアニメでしょ」と敬遠され批判されることも多々ありましたが、スケートシーンも十分に見ごたえがありますし、人の美しさ、愛の美しさ、スポーツの美しさ、そういったものを改めて教えてくれるような気がしました。
実写映画
どうしても触れたくない
あらすじ:嶋俊亜紀は新しい職場への初めての出社日に、エレベーターで二日酔いの男と一緒になる。その男は新しい上司・外川陽介だった。嶋は最悪の第一印象とは裏腹に気遣いの出来る外川の一面を知り、一方の外川も嶋のことを放っておけず。
関連作品(漫画):それでも優しい恋をする、20072017(著者のファンブック)
ヨネダコウ先生の同名漫画を原作とした実写映画で、レイトショーの映画としては異例のロングランヒット、台湾でも上映されているという、日本の実写BLの中でも人気作品です。
ゲイである嶋くんと、ゲイではない外川さん。嶋くんの立場は牧くんと同じで、嶋くんも牧くんと同じような悩みを抱えていた印象でした。
恋愛の駆け引きや2人の過去、ゲイとノンケという違い・・・OLと重なるところもありながら日本の実写BLを代表する純愛物語です。
君の名前で僕を呼んで
あらすじ:エリオ一家が夏に滞在する北イタリアの別荘には、毎年若い研究者が一人、エリオの父の助手としてやってくることになっている。その年にやってきたオリヴァーの第一印象は”自信家っぽい”。そんなオリヴァーに、エリオの心は少しずつ惹かれ始めていた。
17歳でまだ精神的にも幼いエリオと、大人の余裕でエリオとの距離を測るオリヴァーの対比が心地よくもあり切なくもあります。
エリオとオリヴァーの関係ももちろんのこと、この映画の一番の見どころは家族愛で、カミングアウトや親と息子の関係性・・・語りたいことは山ほどあるのですがネタバレになるといけないですからね。
(正直いうと日本のBL映画とは比べ物にならないほど素晴らしいLGBT作品です)
実写ドラマ
はい来ました!この記事のメインディッシュ、私のメインジャンルです!
SOTUS the series
あらすじ:とある大学の工学部に入学したKongpobは、新入生としてSOTUS(新入生指導システム)の洗礼を受ける。その指導を行う先輩であるArthit達のやり方に疑問を抱き、Kongpobは新入生の先頭に立って反発をしていくが・・・。
続編:SOTUS S the series(ドラマ2期・全13話)
紹介記事:新作の実写BL知ってる?大人気シリーズ「SOTUS S the series」
どこの作品か?答えはタイです。数あるタイBLドラマの中でも一番ファンが多く一番人気の作品と言っても過言ではないです。
先輩と後輩という関係から恋人になるまでを描いている1期は、2人の心の動きを繊細に描きながらも、SOTUS制度を経て成長していく学生たちの姿にも感動する熱い青春物語です。
OLと同じように、監督も出演者もスタッフもファンも皆が抱えきれないくらいの愛を持って作られた作品で、何よりタイBLの良いところはキャスト自身も普段からコンビ売りしてて仲良しな所。
その辺はとりあえず紹介記事でアホほど語ってるので、一生のお願いだから読んでください、お願いします。
あっ大丈夫です、ここに日本語あります。2期も日本語あります。安心して見てください。
2Moons the series
あらすじ:Wayoは片想いの相手である1つ上の先輩・Phanaを追いかけ同じ大学に入学し、大学のミスター候補として選ばれる。前年度学内1位のミスターであるPhanaとも必然的に会話が生まれるも、なかなか上手くいかず・・・。
続編:製作予定
紹介記事:全国の腐女子に告ぐ。2moonsを見よ。
SOTUSと同じくタイで作られた大人気BLドラマで、私は初めて見た時に続きが気になりすぎて、半分寝ながらも見るのをやめられなかった記憶があります。
大学生同士の3カップルが主役となり、1期でメインのPhaYoカップルはゆっくりゆっくりとお互いの気持ちを探り合いながら近づいたり離れたり、少女漫画を見ているようなピュアっぷりでした。
私のおすすめは1期で動き出したもう一つのMingKitカップルで、Wayoの親友Mingがぐいぐいとアプローチするのに対し、それをつんけんした態度であしらうPhanaの親友Kitの駆け引きの様子がかわいくて仕方ない!
こちらもとりあえず、もう興味があってもなくてもいいから紹介記事を読んでほしいです、お願いします。
大丈夫です、日本語あります。押すだけで見れます、大丈夫です。
逆襲之愛上情敵
あらすじ:7年付き合った彼女に”退屈だ”と振られてしまった吴所畏(WuSuowei)は、元カノの現恋人・池骋(ChiCheng)を元カノから奪うことで復讐をするという計画を立てる。友達である姜小帅の知恵も借りながら様々な作戦でアプローチをしていく。
実写BL界の帝王と呼んでも過言ではないあの国、中国が生んだBLラブコメディです。
あらすじからわかるように主人公はアホ丸出し(!)でポンコツなノンケで、そんなノンケくんに振り回され逆に振り回してしまうような警察官・池骋のかっこよさも見どころです。
こちらの作品は何よりもコメディ要素が強いのでOLのコメディ要素が好きな方におすすめですし、各話20分程度で全8話とテンポよく見られ、ラストの落ちも見事でした。
「いや、タイ語もわからんけど中国語もわからんから!」とお思いですか?大丈夫です、やっぱり日本語あります。
タイBLも大陸BLも、自国だけでなく世界中の乙女たちから人気があって(きっとみんなOLもチェック済み。笑)ウェブドラマにも関わらずクオリティにも申し分がない作品がいっぱいです。
日本で公式放送されている作品も結構ありますので、もう少し知りたいなって方はこちらのまとめをご覧ください。
わざわざ公式放送って書いたのは、今回紹介したドラマはすべて有志のファンの方が非公式で上げてくれている日本語字幕動画だからです。
法律的には・・・ですがそこは海外ファンの宿命ということで、見逃してくれています。字幕をつけてくださっている皆さんも本当にありがとうございます。
さいごに
Cr.2Moons The Series "เราจะเล่นฉาก Love Scene"
私も皆さんと同じように”OLロス”、”牧春ロス"で苦しむのは目に見えています。
だからこそ、その苦しさに浸りながらも新しい出会いの期間にしてほしくて、こんな記事を書いてみました。
「おっさんずラブ」は男性同士の恋愛(BL)だから成功した訳ではありませんが、それが一因であることは間違いないです。
このドラマで初めて男性同士の恋愛物語に触れた方も、そうじゃない方も、世の中にはOLと同じように素敵な男性同士の恋愛作品がいっぱいあるんだと知っていただけたら幸いです。
SBFIVE 1st EXCLUSIVE 1Day Trip in Tokyo ④
2018年3月11日、1DayTrip編④、完結です。
さぼりにさぼって遅くなりました、ちょっとだけ反省してます。
もしかしたらまたCopばっか映ってるかもしれないです、そこは大いに反省してます。
今回はダイバーシティでの様子とディナーのレポと最後のまとめって感じですね。
「寿和苑」からダイバーシティへの移動中、メンバーたちもやっと本調子になってきたのか(時差があるから眠かったよね)、マイクをみんなで回しながらアカペラで色々歌ってくれました。
「あなたのことが好きなのに♪」とタイでも大人気の恋チュンを日本語歌詞で歌ってくれたり、Kimが昔出した曲を流し始めたり、なかなかカオスな車内でした。笑
ガンダムの曲を歌うこぷちゃんと、恋チュン日本語歌詞に挑戦するBasCop#sbfiveinjapan#พี่เตอร์สินกำ #บาสเด็กอ้วนที่แท้จริง @CTR2DAB @basjtr pic.twitter.com/olPWcPhLTM
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
Copが歌っているのは伊藤由奈さんのTrust youですね。
ガンダムのエンディングみたいです。さすが。笑
恋チュンの日本語歌詞を探したBasくん、こういう心遣いが色んなところで出来るとっても良い子でした。
こちらは永遠に動画回しまくった副産物、Copと目が合います。笑
ダイバーシティ到着後、私が一番最後にバスを降りようとしたらリュックを忘れて戻ってくるCopちゃん。
いや、特に何もなかったんですが、びっくりしすぎてその一瞬がめちゃくちゃ長く感じました。笑
この写真、結構お気に入りです。
こういう突拍子もない行動しちゃうBasくんも可愛いですよね♡
そしてお台場といえば。
ガンダムの前で記念撮影中のKimCop。
おそらくこれのためにお台場をチョイスしたんだと思います。
私もガンダムの前でCopちゃんとツーショ撮ってもらいました!笑
一通りみんなが撮影を終えると、1時間くらい自由時間とのお知らせが・・・!
メンバーたちはそれぞれ好きに行動すると聞いて「ついてっていいの?」と困惑するファン一同。笑
「好きなメンバーについて行ってね」と許可を得て、ファンもそれぞれお気に入りメンバーの後ろをなんとなく着いていきます。
見返したら自分のこと自分でストーカー扱いしてて笑ったからそのままあげちゃう。
— mamiy (@mppmei) 2018年5月10日
タグつけるのもおこがましいレベルの映像だけどブログ用だからゆるちて(今日は許しを乞う日)#sbfiveinjapan pic.twitter.com/goPXpyMe1v
ええ、お察しの通り日本でこれをやると不審者集団以外の何者でもありません。
警備員呼ばれてもおかしくない状況だったと思います・・・笑
Copちゃんはスニーカー巡りをしていて、店内を撮影するのはお店にも申し訳なく思っていたところ、Kimがガチャガチャ回してると情報が入ったのでそちらに行ってみました。
何せ私はガチャガチャが大好きなので。笑
きむもんのガチャガチャ動画。
— mamiy (@mppmei) 2018年5月10日
お兄さんそれたまねぎ違う、ไข่や!#sbfiveinjapan#ขุณขิมมอญ@KiimMon pic.twitter.com/46cfJgCqDd
きむもんのガチャガチャ動画#SBFIVEASIATOUR#SBFIVEINJAPAN#ขุณขิมมอญ #kimmon@KiimMon pic.twitter.com/xnpTKNOJjB
— mamiy (@mppmei) 2018年3月11日
意外とこういうの好きなんですね、Kim兄ちゃん。
最初の動画、出てきた被り物を手につけながら「たまねぎ」って言ってますけど、実際はイースターのたまごです。
ふたつ目の動画は鍵と動物がモチーフのミニチュアですね。
ひとつ目もうさぎの被り物がほしかったみたいで、Kimさんウルフなのにうさぎ好きなの?笑笑
やっとみつけたーーー!!!!!!!深夜のゲオで1人ガチャガチャ大会 pic.twitter.com/jsq3Ox17Yt
— mamiy (@mppmei) 2018年4月8日
後日私も札幌で同じガチャガチャを見つけて、一人で大興奮して一人で回しました。笑
Firstさんとガチャ動画を撮り合いしていて、最後はファンにも撮影をお願いするという熱心さ。笑
ただし集合時間に敏感な日本人は「もうあと10分で集合時間だよ!」と焦りまくってました。
まさか1時間ずっとガチャガチャ撮影して終わるとは思いませんでした。笑
そんなびっくりなダイバーシティでのショッピング?を終えていよいよ最後のディナータイムです。
クルージングレストラン「シンフォニー」にてディナークルーズでした。
BasPly兄妹かわいすぎよな〜~#sbfiveinjapan#บาสเด็กอ้วนที่แท้จริง@basjtr pic.twitter.com/auWe555C0H
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
乗りこむ前の待機中にペッパーくんと戯れる兄妹。
Plyちゃんに対してはちょっと扱いが雑なのも仲良し兄妹でかわいいなって思います。
そして船に乗り込みます。
微笑みのTaeくん💗#sbfiveinjapan#เต้ติสชีวิตโลเทค @tae_darvid pic.twitter.com/wFOjB8ZLKz
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
背中を追っかけることになることが多いのですが、待ち伏せするとこんな映像が取れたりします。
お食事はバイキング形式になっていて、さっそく取りに行くメンバーたち。
そんな中Teeくんはファン一人一人にお皿を渡し、なんなら箸も配り歩いてくれました。
Teeくんだけ気配りのベクトルが違うというか、なるべく触れ合おうとしてくれる優しさが素晴らしかったです。
気づいてくれてありがとう👋👋👋#พี่เตอร์สินกำ@CTR2DAB pic.twitter.com/9iQmJ40hNG
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
こちらはご飯取ってる最中のCopちゃん。
自分のご飯そっちのけで動画撮ってたら気付いてくれてお手振りくれました♡
しばらくご飯タイムがあり、同じ席だったタイ人&日本人のファンの方と放送直後のSOTUSS最終回のキスシーン動画を見て大盛り上がり。笑
SB5現場だけど、みんな好きなものは一緒なんですよね。笑
そしてクルーズの中でのスペシャルライブ&トークショーが始まります。
リーダーKimが司会者になって、一人ずつインタビューをしたりソロで歌う場面もあったりしました。
Kim兄ちゃん、自分へのインタビューの時はマイクを持ちかえながら一人二役やっていて、普通にやればいいのにあえて面白くしちゃう、そういうところが好き!って思いましたね。笑
本当は全部見たいと思うんですけど、あらゆる都合によりダイジェストでお送りします。
それとTaeCopのデュエット曲だけ動画が横向きのためカットしてます。許してにゃん!
記事の最後にセトリも置いておきますので、お気に入りの曲があったら是非聴いてみてくださいね。
お船ダイジェストパート①
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
TaeCopの歌だけ動画全編横向きで入れられなかった笑笑#sbfiveinjapan#บาสเด็กอ้วนที่แท้จริง#ขุณขิมมอญ#พี่เตอร์สินกำ#เต้ติสชีวิตโลเทค#อะไรอะไรก็ตี๋ pic.twitter.com/wNjl5r2zcz
お船ダイジェストパート②
— mamiy (@mppmei) 2018年5月11日
Teeくん目線ありがとう💗#sbfiveinjapan#บาสเด็กอ้วนที่แท้จริง#ขุณขิมมอญ#พี่เตอร์สินกำ#เต้ติสชีวิตโลเทค#อะไรอะไรก็ตี๋ pic.twitter.com/7ImLI1u7nx
知ってる曲ありましたか?・・・あったよね、やっぱり12345 I LOVE YOUが一番盛り上がりますね!
Taeくん私にあいらぶゆーやってくれたの最高に湧きました。笑笑
動画内でTeeくんが横切ったりしてると思うんですけど、実はTeeくん、メンバーが歌っている間もファンに飲み物を配ったり回収したり乾杯して回ったり、とにかく色々やってくれるんです。
そこまで出来る人ってなかなかいないですよね。
ライブの後はメンバーとJaneanさんから一言ずつ挨拶がありました。
印象に残っているのは、Basくんの「タイにも会いに来てください。でも来られないなら、僕たちがまた日本に来ます」という言葉です。
普段から海外を回っているだけあって、こういうことがさらっと言えてしまう19歳すごいなぁと思ったし、どう頑張っても気軽に行ける距離ではないのでやっぱり嬉しかったです。
日本のアーティスト俳優その他の「会場まで来てください」しか言えない皆さん聞いてるかー!?って思わず叫びたくなりました。笑
もちろん現地にだって行きたいし、また日本にも呼んであげたいと心から思うみんなの挨拶でした。
最後の最後で5人とファン一人の写真撮影会、サイン会をしました。
サインに関してはあらかじめ選んでいたメンバーひとりの写真集に貰うという形で、クルーズの時間切れのため船を降りた後にお外でやりましたが。笑
5人の元へいくとTaeTeeが微笑みながらどうぞ~って感じでKimCopの間に誘導してくれたんですが、ド緊張で微笑み返すことしかできなかったです。
間に入ったら入ったでCopちゃんは自分のファンだとわかっているのでさらっと肩抱いてくるし。
それでも、お外でのサインの時に勇気を出して「ハグOK?」と聞いてハグしてもらいました♡
3月初旬の東京はまだ寒くて、ハグしたらCopちゃんのぬくもりと首筋を感じたのでもうこの世に思い残すことは何もないなって気分でした。笑
一通りサインが終わると、いよいよ12時間以上一緒にいたメンバーとお別れの時間です。
タクシーに乗り込むところをファンみんなで見送ったのですが、その時にBasくんが「また明日~!」って言ってました。
そう、彼らが日本を発つ時に成田空港でお見送りする人には”明日”があったんです。
そんな些細な言葉だけど明日会えるって事実も、普段は会えない彼らとまた明日っていう約束が出来ることも嬉しかったです。
そして次の日も無事に成田空港で彼らを見届け、私もそのまま成田から北海道へ戻りました。笑
さて、ファンミを合わせると5記事にもなったレポですが、お付き合いいただいたあなたさま、ありがとうございました!♡
こんな経験はもう二度と出来ないかもしれないし、普段は現地タイのファンしか旅行企画には参加できません。(そもそも旅行イベント自体ほとんどないです)
それは、海外ファンと近い距離にいて彼らに何かがあるといけないからです。
でも日本では半日一緒に過ごしても大丈夫だろうと、私たちファンのことを信頼して企画してくれたんです。
近くにいたからこそわかったこと、印象が変わったこともたくさんありました。
Basくんは行動が予測不可能な感じでとにかくお顔も綺麗で、一見近寄りがたい雰囲気があるけど内面はすっごく優しくてファンのこと考えてくれてるんだって感じました。
Kimさんは積極的に喋っていてここは自分が場を盛り上げるところだなとか、ここは他のメンバーに指示出しすべきだなとか、リーダーらしく色々考えて立ち回っていた印象です。
Copちゃんは人見知りっていうか照れ屋っていうか、普段はあんまり自分を売り込むのが得意じゃないタイプなのかな?って思いました。でも所々自分に出来ることをやろうとしてくれているのが伝わってきて、最高にかわいかったです♡(推しに激甘)
Taeくんはあまり前に出るタイプじゃなくて、結構マイペースなんだなぁと思いました。でもとにかくファンサの鬼で、いつでも見られてる意識でサービスを忘れない紳士でした。
Teeくんは人懐っこくて誰にでもくっついてるなぁって印象が強いです。笑 今まで書いてきたように他の人には出来ない気遣いが出来る人で、ファンが喜ぶことを考えて実行できるところがすごいなって思いました。
そんな5人とJaneanさんをはじめスタッフ・関係者の皆さん、とってもファンに優しくて甘やかされた1日でした。笑
だからといって何をしてもいい訳では決してないので、みんな必要以上には近づかず、適度な距離を保って楽しんでいました。
今後また日本に来ることがあっても、彼らに危害が及ぶことがないようにファンみんなで最善策を考えながら応援して行けたらいいなって思います。
正直参加費用はめちゃくちゃ高かったけど、行った後悔はひとつもないし、また同じような企画があれば絶対参加したいって思うくらい楽しかった!♡
そんな楽しさが少しでもこのブログで伝えられていたら嬉しいです。
それでは最後に、旅程のまとめとクルーズのセトリを載せておきます。
旅程表
東京駅(集合)
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國見(昼食)
↓
寿和苑 書道・茶道体験
↓
↓
シンフォニー(夕食)
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解散
ディナークルーズ セットリスト
Max Jenmana - วันหนึ่งฉันเดินเข้าป่า (Cop)
PCHY - นับหนึ่งกันไหม (KimBas(Cop))
Ed Sheeran - Perfect (TaeCop)
Danielle Murdock - Terrified (Cop)
Project Love Pill 2 - กะทันหัน (Kim)
Adam Levine - Lost Stars (Tae)
mild - Unloveable (Tee)
Jason Mraz - I'm Yours (Cop)
THE BOTTOM BLUES - 12345 I LOVE YOU
ไอซ์ ศรัณยู - คนใจง่าย
TAETEE - ใช่หรือเปล่า
สิงโต นำโชค - อยู่ต่อเลยได้ไหม
Room39 - เป็นทุกอย่าง
Bedroom Audio - ไม่บอกเธอ