若手俳優オタが、”彼ら”に思ってること
日本の芸能人って写真に厳しい。というのを、最近、忘れそうになるんですよね・・・。
タイの子たちのせいで。笑
今回はファンサを軸にした俳優オタ話です。ついでにまた半分はタイの子たちの話です。ごめんて!
私がタイの子たちを好きになって一番びっくりしたことは、ファンが撮った俳優の写真をファンが自分のSNSにアップすること。
更に俳優本人が#thxpicとか言って、その写真を俳優本人のSNSに投稿する、という文化です。
俳優本人がファンアートや写真のRTもするので、いつもタイムラインが埋まります。笑
イベント中の撮影も、映像・写真を問わず、ライブ配信さえしなければOKが基本みたいです。
日本の俳優オタからしたら、えっ!?って感じですよね・・・。
まず出入り待ちは全面禁止で、ちょっとでもイタイ行動をするとすぐ裏掲示板に晒されてしまいますよね。
もちろんイベント中の撮影・録音・録画もすべて禁止。ばれたら最悪、出禁まで行くと思います。
俳優さんたちも、あまりにそういった”迷惑行為”がかさむと、ブログで注意を促すこともあります。
ちょっと前に、そんじゅんがツイッターで「無断で写真を撮られると悲しくなります。写真じゃなくて、一言声をかけてみてください」みたいなことを言って、良対応だとニュースにまでなってましたね。
それくらい、日本の俳優と俳優オタの間では、この辺のマナーは厳しい問題です。
ところが、タイの子たちは、イベント中の撮影はもちろんのこと、イベント前後にファン向けの写真撮影タイムがあります。笑
俳優さんへのプレゼントも、その時に直接手渡しするしか渡す方法がないみたいです。
ついでに、お金をかけずに会えるイベントが多いような気もしてます。そもそも、ありえないほどイベントだらけ。少なくとも週1で会えます。タイ語読めないんで詳しくはわかんないですけど。
空港でのお出迎えも当たり前で、空港ですらちょっとしたイベント会場に思えてきます。
彼らのサービス精神はぶっこわれているんじゃないでしょうか?本気で心配です。
そういう文化なのですから、それに対してマナーがどうこう言うつもりは毛頭ありませんが、ただただ羨ましいのです。笑
しかし、彼らが本当にやりたいのは、お芝居なんじゃないのか?とも思っています。
彼らはファンサもお仕事のうちだとわかって役者になったのでしょうが、同時に、ただファン向けの撮影会を無料で開くために役者になったのではないでしょう。
心の中で、本当はこんなことしてる間にも台詞覚えできるのになぁ、とか思っているんだったら・・・と考えてしまいます。
タレント業の一つとしてお芝居もやっている方もいると思うので、一概に役者とはいえないのですがね。
でも、彼らは毎回SNSやイベントで、ファンの皆さんありがとう、って言うんです。
空港まで出迎えに来てくれてありがとう、写真撮ってくれてありがとうって言うんです。
ライブ配信しながら、ファンからもらった手紙を読んでいる子もいました。なんて羞恥プレイ!!!! 読まれたら相当嬉しいよね。
この子たちは、こんなにファンに気を使って、疲れないんだろうか?それとも、熱心に追っかけてきてくれるファンがいるって実感できるから頑張ろうって思えるんだろうか?
これが最近の彼らに対する一番の疑問かな。
その点、日本の俳優さんたちもほとんどの俳優オタも、あくまで役者はステージ上と客席で会うものだと認識してますよね。
だから、彼らは基本的には役者としての仕事に集中できるんです。ファンと交流するためじゃなく、芝居をやるために役者になったんだ!って素直に伝えてくれてるんです。
私だって役者として板の上で生きる陳内さんが一番好きだし、彼の芝居に惚れたから、彼のお芝居を見に行くんです。
ただ、やっぱりすごく遠くて、接触イベント早くやってくれないかなぁ、ソロイベまだできないのかなぁ、と考えてしまう。ごめんね、陳内さんはお芝居がやりたいよね。そんなのわかってる。
最近、陳内さんに会いたくてしかたないの。板の上に生きる彼じゃなくて、陳内将に会いたいの。わがまま~~~~~!!!!!
2moonsはアジア各国でファンミやってるから日本にも来てほしいと思って騒いでるんだけど、これもファンのわがままだよね。ごめんね。
大好きだから会いたい。でもその気持ちは彼らにとっては迷惑でしかないんじゃないか?オタクの心は揺れるばかりです。
繭期って、めんどくさい。笑
”ファンサービスも仕事のうち”と毎回のように対応するタイの俳優さん。
”ファンサービスはあくまでサービス”と役者であるからには、とにかく芝居を見てほしい日本の俳優さん。
もちろん、個人差はありますが。
映像・イベントメインと舞台メインという違いもありますし、どちらが悪いとも思いません。
役者として生きていくからにはお芝居も頑張って欲しいし、ファンがいるからやっていける仕事だという気持ちも忘れないでほしいなぁと思います。