バンやろ!リアルライブという名の2.5次元舞台の話

 

昨今流行りのリズムゲームの中でも、女性向けで、なおかつアイドルではなくバンドをコンセプトにした「バンドやろうぜ!」というアプリにはまっています。

 

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このアプリに登場する、BLAST(邦ロック系の熱血バンド)とOSIRIS(ヴィジュアル系に近いクールなバンド)は、リアルバンド活動を積極的に行っています。

具体的に、2次元のバンドがどうやって3次元で活動しているのか?それをなぜ、私が2.5次元舞台と呼ぶのか?というお話です。

 

まず、BLAST。

こちらは、ボーカルの声優・歌唱担当の方が、PENGUIN RESEARCHというバンドのボーカルの方です。

そのため、BLASTの3次元でのバンドも、PENGUIN RESEARCHのメンバーがそれぞれキャラクターを担当し、ステージに立っています。

 

そして、OSIRIS。

こちらは、アニソングランプリで入賞した方が、声優・歌唱担当をしています。

他のキャラクターも、講師をしていたり、他のアプリなどさまざまな楽曲制作に携わっていたり、という選りすぐりのプロの方々が担当されています。

 

しかし、プロの人たちが、ただアプリ内の曲を演奏しているだけではないのが、バンやろ!リアルライブのすごいところです。

それぞれキャラクターを担当していると上述したように、みなさん衣装もメイクも髪型もばっちりきめて、アプリ内のキャラクターになりきっています。

 

もちろん、ステージに立っている時は、みなさんそのキャラクターを演じて演奏したり歌ったりしているのです。

 

今まで流行った、声優さんがアニメやゲーム内の楽曲を歌うリアルライブ系イベントでも、ここまでクオリティの高いキャラクター化はあまりなかったのではないでしょうか。

衣装だけは着ていても、キャラクターそのものとしてステージ上に存在する、とまではいかないライブだったと思います。

それをぶち壊して、最後の " 役者 " 紹介までは、あくまでキャラクターとしてライブを行うのがバンやろのリアルライブです。

だから私は、ライブという名の2.5次元舞台だと思っています。

 

私はいま流行りの2.5次元舞台にはほとんど興味はありませんが、画面の向こうの彼らが、役者という生身の人間を通して目の前に立体として現われてくれる嬉しさってこんな感じなのか!と、このリアルバンド企画を通して実感しました。

2.5次元ファンの皆さんがそういう目で見てるのか?というのは置いておいて)

 

まあ、キャラを演じるとはいえ、本業が役者ではない方たちですし、ふとした瞬間に、素の一面が見えてしまったりします。

でも、それもまた、3次元バンドの良いスパイスになっていて、キャラの表情の幅が広がる感じがして、私は好きです。

 

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緻密に練られて一言一句間違えられないセリフがあるわけではないが、ステージ上では、キャラを演じているこのリアルバンド活動。

2.5次元が好きな方、バンドが好きな方、どちらにもオススメできる今までにない面白い企画だと思います。

まだまだ始まったばかりで、リアルライブの映像もほとんどない状態ですが、きっと今後は他の2バンドも交えて、ますます大きな活動に発展していくのだと思います。

少しでも、アプリやリアルバンド活動が気になった方は、ぜひアプリで遊んで、リアルライブに足を運んでみてください!

私はチケットが取れれば、11月に初参戦する予定です。笑

 

以下、好き放題語ります。

 

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舞台「ちるらん」で演出家がバズった話

タイムラインやオタクがざわざわしているので、「ちるらん」の件についての私の見解を書こうと思います。
先に言っておきますが、ひたすら批判を書きたいわけではないので、批判記事をみて共感したい方は、何いってんのコイツ・・・って気分を悪くされるかもなので、お含みおきを。
ただ、この件をひたすら批判だけしている人にこそ読んで欲しいのも事実です。
世の中矛盾でできています。

私自身は、ちるらんについても、Da-iCEについても、何一つ知りません。
この記事はファン目線の話ではないですが、演出家を擁護したいわけでもありません。
しいていえば、演劇オタク目線、といったところでしょうか。

ざっくりとこの件について説明しますと、舞台「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(流行りの2.5次元舞台)にて、主演級の役を務めているお二方が所属しているDa-iCEというグループのメンバーが、初日に観劇に来ました(仕込みで)。
そして、舞台の途中で、観劇に来ていたメンバーをステージに上げ、ワンフレーズの歌と共にDa-iCEの新曲を踊ったとのことです。
それを客席から見ていた観客たちは、「世界観ぶち壊しじゃん!ありえない!」と怒り、演出家の岡村さんは、ツイッターにて「おもしれ〜(笑)」と一人で煽り返し、物議を醸しているというわけです。

さて、この件を批判している方は、岡村さんの他の演出作品を見たことがあるのでしょうか?
岡村さんは、つかこうへい作品を筆頭に、様々な舞台の演出を担当されています。

そうは言っても、私も生で見たのは「怪談・にせ皿屋敷」だけなんですけどね。
このにせ皿屋敷は、もちろん役者の力もあるのでしょうが、とても素敵な作品でした。
演出に違和感もなく、怪談が好きではない私でも、良い作品に出られて良かったね、陳内さん!って思えるくらい面白かったです。

ここまで記憶を辿っていて、一つ思い出したことがあります。
それは、にせ皿屋敷でも、「ちるらん」と似たような演出があったことです。
私の後ろに出演者のご兄弟(たぶん芸能活動されている方)が座っていて、舞台の途中でステージ上に引きずられていきました。
なんなら、それとは別に、一般の観客の女性もステージに上がらされていたような気がします。
今回の件と違う点は、観客側からすると、上演中の休憩パートとして、一つのシーンとして、楽しく見られたというところです。

今までの他の公演もそうだったのでは?

ということで、今回の演出も、演出家・岡村さんの常套手段なのです。
ツイッターでも、普段なら、工作員に収集を掛けるのだが・・・という感じの発言があったので、間違いないと思います。

つまり、2.5次元とそのファンをよく知らない(なんなら引き気味っぽい)岡村さんからしてみると「いつも通りの演出なのに、なんでこんな騒いでるんだ?(笑)」といった心情だったのではないでしょうか。
これまで実績がある自分の他の作品も知らず、イケメンしか見てない小娘たちにギャーギャー言われては、反論したくなる気持ちもよくわかります。

でも、ここで素直に反論してしまったのが、岡村さんの最大のミスだと思います。(いつものノリを特殊な世界観を持つ2.5次元に持ってきてしまったのもね)
きっと、心のどこかでは2.5次元とそのファンを下に見ている気持ちがあったんでしょうね。
どんなに観客の意見が気に入らなくても、今回の演出は失敗だったね、配慮が足らなくてごめんね、と一言謝っておけば、ここまで批判されることもなかったのに。
ネットに依存してる世の中でうまくやっていくには、煽り耐性が重要だって、マックス村井さんから学んでおけばよかったのに。

私が好きな配信者の方が、「女性と喧嘩した時は、どんなに相手が間違っていたとしてもとりあえず謝れ」とリスナーの男性に言っていましたが、まさにこのことだなあ、と思いました。

この一連の話で何が言いたいか?
「ちょっとひねくれてるおじちゃんの、いつもの演出だから、休憩時間だと思って気軽に見てあげて><;」って感じですかね。

もちろん、今回の件がアリかナシかでいえば、これだけ批判が出ているのですから、120%ナシです。今すぐやめるべきです。
でも、全否定するのは見てる世界が狭すぎます。
演出家はあくまで演出をつけるだけです。
その演出を昇華させて、舞台上で生きているのは、頑張っているのは、紛れもなくあなたが好きな役者たちなのです。
だから、必死に役にしがみついてる役者たちを見てあげてください。

ドラマや映画は安価で見られるのであまり実感がないかもしれませんが、お芝居というのは、高いお金を払って劇場に行っても面白くなかった時の悲しみといったら、表しようがありません。
だから、今回のように批判したくなる気持ちはわかります。
が、一部の演出が気に入らなくても、それもお芝居の醍醐味だと諦めるのです。

千秋楽まで同じ演出があるのかはわかりませんが、それでも気に入らないが、チケット取ったし行くという方、演出家の場違いなお遊びに付き合ってあげている、と超絶上から目線でいれば、きっと寛大な心を保てます。

どうか、今回の件で、役者の方々に悪影響がないことを祈っています。

2.5次元ファンのあなた、これに懲りず、普通のお芝居も観にいってみてください。

初めて同人誌というものを購入した話

私とタクミくんシリーズの出会いは、だいまおだったわけですが、映画を見て以来原作シリーズも集めています。おもに、真三洲のお話が載っている巻。

数年前、某腐女子向けサイトで、タクミくんシリーズを紹介する文を投稿しまして(シリーズモノを初見の方にオススメする、みたいな企画だったような)、それがサイトの記事になったこともありました。大好きです、タクミくん。

少し前に、ごとう先生がシリーズの同人誌「真冬の麗人」を出していたことを知り、通販では売り切れになっていたので諦めていたのですが、奇跡的にタイミングが合い、再販をゲットできました!

今通販サイトを確認したところ、売り切れになっていて、再再販は厳しそうとのことなので、今手元にあることに大感謝してます。

腐女子を名乗り始めて約8年、初めて同人誌を購入しました。

そんなの腐女子じゃないって?仕方ないじゃない、商業BLが好きなんだから。二次創作もまあ好きですが、同人誌を買うほどではなかったのです。

もちろん、商業作家の方も、オリジナル作品を同人誌で出している方がいるのは知っていました。しかし、ごとう先生以外の私が好きな作家の方は活動していなかったようで、買う機会がありませんでした。

そして、そういう腐女子の方ってほとんどいないんですよね、これが。

二次創作をメインに活動している腐女子っていっぱいいるけど、商業BL腐女子って肩身狭いですよねえ~仲間も少ないし。っていう愚痴。

 

以下、真三洲が好きな私が、ツイッターでまだ未読の友人のためにネタバレが書けないので、好き勝手に「真冬の麗人」今更ながら、ネタバレします。ギイタクには特に触れません。安定したかわいさだったので。

 

ざっくりどういうお話かといいますと、大学1年生の真行寺が足首を骨折して入院していて、急に一時退院をすることになったクリスマスの日に、三洲が(結果的に)お迎えにくるお話です。

 

原作の時から、少々複雑な家庭だった真行寺ですが、とりあえず、お母さんとは上手くいっていそうでよかった。

息子が息子なら母も母で、明るくハツラツとした印象で、ああ~兼満くんのお母さんらしいな~と謎のほっこり感。

そして、この短編の主軸にある我慢強すぎる真行寺くん。

多感な時期を両親の喧嘩を聞きながら育ち、親に迷惑をかけないように、色んなことを我慢する癖がついている(それでも困難を乗り越えられるくらい強いのだけど)真行寺を、真行寺母も三洲も心配しているようでした。

所詮は19歳だものね、まだまだ不安も精神的に未熟な部分もいっぱいあるよね。それでもかなり屈折してる上に医学生で忙しい三洲や、シングルマザーで頑張る母親に対して弱みを見せない真行寺は、やっぱりどこか三洲と似たもの同士なのかなあと思いました。

何より、このお話でびっくりしたのは、三洲新の成長っぷりです。

そもそも「風と光と月と犬」で何はどうあれやっと真行寺を恋人だと認め、本人よりも先に自分の父親に告白する始末でしたが、それがどうでしょう。

三洲の自由奔放で自分勝手な基本的スタンスは変わっていないようですが、「せっかく久しぶりに恋人に会えたのに」ってこのセリフ、真行寺の心の声じゃないよね?三洲が真行寺に向けて発した言葉だよね?って、私も真行寺と一緒にうろたえてしまいました。いや、正直に言うと変な声でた。

そこにいるのは三洲であって、私たちの知っている三洲ではなかったのです。

無事に三洲の中で真行寺は所有物から恋人に昇格し、高校生の時から大人びていた彼が真行寺にだけ見せていた子どもだった部分が2年でうまく成長しているなあ、とびっくりしました。

もっとも、天下無敵の屈折率ですから、わざとそんなことを言って真行寺をからかっている気持ちもあるのでしょうが、明らかに、からかい方が飼い犬じゃなくて恋人に向けてるんですよね。

初めて真行寺の腕に抱かれた時から、存外悪くないかも、なんて思いつつ、真行寺への気持ちを自分に対しても真行寺に対してもうやむやにしてきた彼が、こんなに自分ではなく真行寺のことを考えられる大人になったんだと、(この短編では)同い年ながら、1人で感動の嵐でした。

ついでに、三洲のちょっと嫉妬深いところは健在で、良きでした。

 

ごとう先生、真三洲難民に素敵な素敵な供給をありがとうございました。

おおや先生、挿絵見てアホほど気持ちが発狂しました(?)

お話の中での三洲くんの変化が、おおや先生が描かれた三洲くんの表情からもろに伝わってきて、ああ~~~色々あったけど結ばれるべくして結ばれた幸せに満ちたこの表情最高だよ~~~~ああ~~~~(略)と、絵を見ただけで昇天しそうでした。

 

真三洲が存在するこの時代、日本に生まれてよかったと思う午前4時でした。

 

我らが田村芽実が「グランギニョル」に出演する話

ちょっぴり(?)遅く起きた4月1日午後1時。

自宅のトイレへ向かいながら、私は何気なく手元のスマホツイッターアプリを開いていました。

リア垢、ゲーム垢、取引垢などは公式アプリ、本垢はびよーんを使うことで誤爆を避けているので、私がその時見ていたのはリア垢の方です。

普段は大学生たちのゲームや日常のツイートがあふれているわけですが、その日は荒れ狂ったようにナベプロのアカウントのRTで埋め尽くされていました。

(あ、グランギニョルの出演者発表されたんだ!大久保でんじゃん)

そう思いながらスクロールしてた私は、田村芽実の名前を見つけて、自分の目を疑い、トイレで絶叫しました・・・。

 

そんなわけで、我らが歌姫・田村芽実が、繭期の世界に戻ってきました!

TRUMPシリーズをご存じない方は、こちらをどうぞ。

 

【ネタバレなし】舞台「TRUMP」の世界 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2143713856064358801

 

思えば、私と田村芽実を引き合わせたのも、このTRUMPシリーズです。

末満さんがTRUMPを生み出し、D2メンバー全力で挑み、LILIUMを書き、ハロプロメンバーが歌とダンスで魅了してくれたおかげで、私の好きな芸能人ツートップが出来上がったのです。

そんな作品に、めいめいが再び出演すること、喜ばしいなんて言葉じゃ伝わらないくらいうれしいです。天にも昇る気持ちです。

演劇女子部の末満作品には、めいめいは3作品出演していて、スマイルファンタジーを上演していたせいか、末満さんとスマイレージの繋がりは、他のグループよりも強いような気がしていました。

そんな中、末満さんとアップフロントがあまりうまくいっていないというような話もありましたが、劇団田村へは末満さんがショートストーリーを書きおろしていました。

LILIUMの中では、めいめいは唯一舞台上に1人で1曲を歌いきるシーンがあるメンバーで、スタッフ陣からのめいめいへの評価はすごく高いものだったのだと思います。

そうして、アンジュルムを卒業し、舞台女優を目指すめいめいに声をかけ、再びTRUMPシリーズへの出演を打診した末満さん。

本当に感謝しかありません。ありがとうございます。

 

そもそもTRUMPシリーズというだけで、誰が出演しようと観劇に行くのは当たり前な永遠の繭期な私ですが、めいめいが出ると知って何万倍も楽しみな気持ちが増殖しました。

他のキャストはというと、注目はやっぱり染谷と三浦かな。

あの厳格なダリ・デリコを染谷が演じるっていうのは、TRUMP見てる身からするとちょっと違和感があったりなかったりなのだけど、映画「ゲバルト」で見た染谷は良かったから、とても期待できる。

そして、きっとアンジェリコ様のパパであろうゲルハルトを演じるりょんりょんは、高貴で傲慢で美しいフラ家のイメージぴったりだなあという印象。こちらもどんなキャラクターになるのか期待。

そして、例の山浦氏が重めの黒髪パーマになりました。もしかして、こちらも要チェックでしょうか?笑

何にせよ、TRUMPシリーズにまた爆弾が投下されるのは間違いないので、真夏の東京に耐えられる体力づくりをしたいと思います。

各ファンクラブに所属中のみなさん、チケット予約をお忘れなく。

以上、TRUMPのサントラをBGMにお送りしました。

 

ジルベールという少年の話

少年愛、BL作品の金字塔と語られている「風と木の詩」のアニメ作品を見ました。

 

現在ハタチの私が腐女子になったのは小学6年生くらいのときで、その頃から作品名は知っていましたが、マンガもアニメも見たことがなく、今回初めて内容を知りました。

この作品が連載されていたのも、話題になっていたのも、すべて私が生まれる前の話で、周りにもこの作品の名前を知っている人はいても、実際に読んでいる人はいないと思います。

実際、同年代の腐女子友達との間で、話題になったことはほとんどありません。

 

なぜ見てみようと思ったのかというと、とても有名な作品で、内容くらいはざっくり知っておいてもいいかな、と思ったからです。

そんな軽い気持ちで見始め、最初はスマホ片手にBGM程度に見ていたのですが、10分後には画面に釘付けでした。

不特定多数に体を許す、闇を抱えた少年、ジルベールの美しさに圧倒されました。そしてそんなジルベールを救おうとする、これまた闇を抱えた少年、セルジュも純粋な少年らしさ全開でかわいい。

お互いに正反対の性格で、でも惹かれあっていく様が美しすぎてつらい。

とにかく、ジルベールが可憐すぎて、綺麗すぎて、私の少年好きがエスカレートしそうでした。(なんか犯罪くさい書き方ですが、2次元の少年が好きです!)

私の貧困な国語力では、この気持ちをどう日本語で表現すればいいのかわかりません。

見てる最中の心の声をそのまま綴るとすれば、「なにこれ!かわいい!むり!え、美しすぎる。神。むり。ジルベール尊い。」といった感じです。気持ち悪いです。

 

見終わった後、思わず展開が気になって結末を読んでしまいましたが、原作も買ってみようと思います。

そして、どこかのブログで読んだのですが、「ジルベール」という名前は、むかし美少年の代名詞だったそうですが、どういうことなんでしょうか。映画とかドラマとかで美少年のジルベールくんがいたとか?

ネットの海にはなにもヒントがないので、気になります・・・。

 

私が好きな少女漫画は「ここはグリーンウッド」なのですが、もう一つ好きな作品が増えた気がします。

ALLOUT!!をとにかく見て欲しい話

とりあえず見て

お願い切らないで。私も、けものフレンズ開始1分で切りたくなったけど、我慢して続き見てたら最新話まで割と面白く見れたから。お願い。

 

原作は未読です。アニメは最新話までチェック済みです。今月中にはコミックス揃えたいです。

かくいう私も、1期放送前に見てみようと目をつけていましたが、YOIの面白さに負けて、もう他のアニメはいーや、と思い追っていませんでした。

これが最大の敵だったように思います。テレビでよく放送しているのもスケートの方だし、1話からぶっ飛んでて引き込まれるのも注目度が高かったのもYOIの方でした。

YOIと放送開始時期がずれていたら、もっと注目されていたんじゃないかと思います。もったいない・・・。

YOI公式ツイッターのフォロワー数は約30万、ALLOUT!!公式は約3万。その差、10倍。あんなに面白い作品なのに悔しいです。

 

春休みに入り、しなきゃいけないことは山積みですが、現実逃避にモンハンをやりながら何か見たいと思い、思い出したのがALLOUT!!です。

 

ここ何年かで女性に人気のスポーツアニメといえば、黒子のバスケとか、ハイキューとか、弱虫ペダルとか。

手塚ファントムとかスケスケとかまではいかなくとも、ちょっと現実味のない技が出ちゃう感じの作品が多かったように思います。(どれもちゃんと見ていないので、そんなことなかったらごめんなさい)

ALLOUT!!は、運動神経ゼロでラグビーを見たこともやったこともない私から見ても、かなり現実味のある方の作品だと思います。

この作品を見始めて、なんとなく空気感というか、スポーツと仲間に対する熱量の描き方が似てるなあと思い出したのはメジャーです。

メジャー好きな人、いいから監督出てくる5話までとりあえず見てください。きっと楽しめると思います。

 

よくアニメオタクの方たちは、すべての作品を3話まで見て視聴を継続するか決めると聞きますが、ALLOUT!!は監督が出てきてからが面白い作品だと思います。

残念ながら、3話じゃ足りません。5話まで見ないと、その後の本当の面白さにたどり着けないのです。主人公は本当にバカだし、もう一人は背でかいのになよっちいし、みんなのかっこよさはたった3話までじゃ絶対に伝わらない。

特に 江文のかっこよさ 絶対に3話じゃ伝わらない!!!!!

主人公たちの学校に監督が来てからは、明らかに部員みんなのラグビーに対する熱さが変わってきます。本気で「花園」(ラグビー界の甲子園のような大会)を目指して、練習試合も普段の練習も、日々オールアウトで臨むスポーツ男子たち、本当にかっこいいです。

ラグビー以外のシーンも、リアル男子高校生を見ているようで、楽しくなってきます。

 

アニメ作品において大事なのは、大雑把に書くとストーリーとキャラクターだと思いますが、キャラクターについてももう少し触れたいと思います。

とりあえず、筋肉が素晴らしい

この作品の原作者は女性の方です。男性キャラクターの体や動きに独特の色気があるのは、女性作者ならではだと思います。言い方が雑かもしれないですが、男性に色気を感じない男性作者では、絶対に描けないでしょう。

逆に、そういう絵柄が苦手だという方もいるようですが・・・。

真面目なやつ、不真面目なやつ、自信ないやつ、性格悪いやつ、色々います。ただ、きっとみんなの共通点は、ラグビーが大好きってことです。どいつもこいつも、全力少年なんです。

頑張ってる人って、やっぱり応援したくなるじゃないですか。話数が進めば進むほど、全力少年たちを好きになって、応援したくなりました。

 

いま人気の他作品より派手さはないと思います。でも、王道スポーツアニメで、ラグビーを知らなくても面白く見られます。

私の周りで、ALLOUT!!を見ている人がほとんどいません。悲しいです。こんなに面白いアニメ見ないなんて、もったいないです。

視聴者に男性が多いのか女性が多いのかわかりませんが、オタク女子のアナタ、とりあえず見てください。きっと推しが見つかるはずです。魅力的な子がいっぱいです。(そしてツイッター支部に投稿するのです。タイトルのタグでオタユリと同じくらいの投稿数なんて、悲しすぎる!!!!)

 

1人でも多くのALLOUT!!ファンが増えますように。

 

私はキャップと江文と大原野に落とされたクソDDです。楽しいです。

 

 

女から見たハロープロジェクトの魅力の話

中学生の頃はボーカロイドやアニソンを聴き、高校生の頃はV系と実写BL作品のサントラや主題歌を聴いて育ってきた私は、「少女純潔歌劇 LILIUM」を機にハロープロジェクトにはまり、私の再生リストの1/3はスマイレージアンジュルムです。

はまった当初からイチ推ししていためいめいが卒業してからは、ほぼ現場には行っていないですが、マイナーアーティストばかり好きになる私が一生行くことのないと思っていた武道館に2度も行けたのは、アンジュのおかげです。

 

いわゆるアイドルオタクというのは、男性の方が圧倒的に多いものだと思っています。ただ、ハロプロは、女性ファンがかなり多いように思えます。会場の半分は女性ってこともあるのではないでしょうか?

そんなハロプロの魅力を、ひよっこの私なりに考えてみました。

 

まずはなんといっても、正統派アイドルというところだと思います。

決して高嶺の花ではない女の子を身近に応援していくスタイルが人気になったAKBや、オタクという点にスポットを当てたでんぱ組など、個性があって、ハロプロよりテレビで見るアイドルは結構います。

でも、ハロプロは、どこまでも厳しいレッスンを受け、きっとどんなアイドルたちよりもプロのアイドルでいようとするのです。私の中の古き良きアイドル像を受け継いでいるのは、どのアイドルでもなく、ハロプロなのです。

 

そんな正統派アイドル、ハロプロの楽曲は、決して正統派アイドルではないところがまた良い。

たとえば、最近のこぶしファクトリーの曲。

 

謡曲のようなこの曲をこんなにかっこよく歌いあげるアイドルなんて、私はこぶししか知らない。

以前どこかで、つんくさんはアイドル曲としてハロの歌を作っていないと聞いたことがあります。生き様は正統派アイドルだけど、彼女たちの楽曲はかっこいいアーティストなのです。どこかだささがあるのもまた魅力。

もちろんカントリーガールズのようにかわいい曲をメインにしているグループもありますけどね。

そして、かっこいい曲をかっこかわいい歌声と完璧なパフォーマンスで表現するハロプロが大好き。みんなかわいい顔してマイクを持つと豹変する。

 

さらに、私がハローを好きになって一番驚いたのは、どのライブ映像でも必ず生歌であることです。

私は歌に詳しくないので、今までテレビで見てきたアーティストがどの程度生歌なのか、まったく判別がつきませんでした。

でも、ハロプロのライブ映像を見て、全力のダンスをしながらここまで歌える同年代の女の子たちって何者だよ!?って思うくらい、はっきりと生歌だとわかりました。

ソロパートや他グループのカバーが多く、加入と卒業を繰り返すハロプロは、いつでも歌に対してもバカ正直なのです。ほんとかっこいい。

 

シメはこの曲で。

この会場にいられたことが本当に幸せだったし、スキちゃんから涙が止まらなかった。