二次元オタクにこそ薦めたい「TRUMP」という演劇作品の話

※オススメしたいだけのブログです。ネタバレは含みません。

 

世の中の大半の人は、学校で行う芸術鑑賞ぐらいでしか「演劇」や「舞台」といった作品に触れる機会はなかったのではないでしょうか。日本というのはそういう国なのです。

さらに、私がそういった機会で見た演劇というのは、本当にひどいものでした。

高校生に演劇という世界の面白さを伝えるには、ホールの後ろまで声の届かない役者と、理解しがたい時代劇なんて、ふさわしくないと思いませんか?

もちろん、東京の方では、上川隆也さんが所属していたことで有名な演劇集団キャラメルボックスのお芝居や、ワタナベエンターテイメント所属の俳優集団D-BOYSのメンバーが主役を固めるDステを鑑賞することもあるようですが・・・。(できるかぎりの雪玉をすべて東京に投げつけたいくらい羨ましい)

 

私は大学で舞台を学んでいます。サークルではなく舞台芸術コースなのです。

そんな今の私を作ったのは、陳内将さんという俳優です。彼にはまったのがきっかけで、舞台が好きになり、大学で舞台を学び始めました。

前置きが長くなりましたが、今日は、陳内さんも出演している舞台「TRUMP」についてのお話です。

 

基本情報については、私が作成したまとめを見て欲しいのですが(笑)

【ネタバレなし】舞台「TRUMP」の世界 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2143713856064358801

ざっくり書きますと、この作品はヴァンパイアがテーマの作品です。

 

 刀剣乱舞のストレート版やアップフロントの演劇女子部でおなじみの末満健一さんが脚本・演出を手掛けていて、何度も再演が繰り返され、関連作品も多数上演されている人気作品です。

演劇女子部の「LILIUM」初日のツイッター、TRUMPとつながってるぞ!見に行かなきゃ!チケットどこ!って、阿鼻叫喚がひどかったですよほんと。

そこで歌姫・田村芽実に出会ったのは、また別のお話。

 

以前お見かけしたブログで、二次元オタクの人たちにこそ届けたい作品だと書かれていましたが、まったくその通りなのです。

中世ヨーロッパを思わせる衣装で、ゴシックファンタジーな世界観。

モラトリアムな思春期(繭期)を学校に隔離されながらすごすヴァンプの少年達(作品によっては少女達)。

新作の上演後には、過去作品との比較・考察が行き交うツイッター、ブログ。

オタクが好きな要素の詰め合わせ!って感じです。この作品こそ、普段アニメや漫画でファンタジーの世界を見ているオタクたちを、体丸ごとファンタジーに引き込む作品だと思うのです。

なぜこの話をしたのかというと、2017年夏に「グランギニョル」というTRUMPシリーズの最新作が上演されると発表があったからです。

まだ時間はあります。オタクのみんな、いちからTRUMPシリーズを見るのです。ニコニコのD-BOYSチャンネルに1カ月だけ入会すれば300円で「TRUMP」が見られます。CSでも今月放送します。絶対すきだから。絶対ハマるから。これアニメや漫画や小説になったら面白いだろうなあってそれ繭期の患者たちが一番思ってるから。

 

Dステ12th TRUMP アンジェリコ・フラ

 

今後別媒体への展開も期待されているこの作品をいち早くチェックして、2017年夏、劇場でお会いしましょう。

普段はアニメ、ドラマ、映画、ドラマCDなどなど、画面越しのお芝居で満足しているそこのアナタ。生身の人間が自分の目の前でストーリーを紡いでいく演劇という世界に、一歩を踏み出してみませんか。

 

ユーリoniceはBLアニメか?の話

※個人の感想です。意見が合わないことは、音楽性の不一致と同じくらいよくあることです。

※ネタバレ注意?


ユーリオンアイス、10話を見ました。
朝起きて、ツイッターを開いて、トレンドに「ヴィク勇結婚」という文字を発見したのです。
それは、紛れもなく、どストレートに公式でした。

そして、学級会が大好きな女オタク・腐女子の皆さんはこう呟きます。
「これはBLアニメですか?」


先に私の結論を言いますと、公式がBLアニメだと公言しない限りは、BLアニメだとは思いません。

もちろん、公式が私のような浅はかな腐女子をターゲットにアニメを製作していることは察しがつきます。
しかし、あのアニメは、BLっぽい表現を狙ってしているだけで、今のところは本格フィギュアスケートアニメなのです。
ボーイズラブをメインにしているわけではなく、フィギュアスケートがメインなのです。

某所で、BLならBLだって先に言って欲しかった。という意見を見ました。
でもそれって、ネコは電子レンジで温めるなっていう有名な都市伝説と似たようなものを感じるのです。
世の中には、ゲイのキャラクターが存在し、なおかつ、恋愛模様も描いた一般向け作品(小説、映画、漫画、他)は山ほどあります。
そのような作品は、いちいちLGBTに関する表現がありますとは書きません。
なんでもかんでも、説明しなければいけないのでしょうか。
本格フィギュアスケートアニメ(BL表現を含む)って?
おかしくない?だって、彼らはアニメの中で恋をしてセックスしてるわけじゃなくて、スケートやってるんですもの。

ついでに言えば、男女の恋愛物には説明がないのに、同性同士の恋愛物には説明が必要なのか?と思うのです。
作品のメインになる写真やあらすじを見て、恋愛もありそうだなって、書いてなくてもなんとなくわかりますよね?
それと一緒で、BLっぽいなって、なんとなくわからないものなのでしょうか。
私だって、物語の主軸ではなくても男女の恋愛が無駄に絡んできそうに見える作品なんてまず見ないよ!
ユーリの公式の宣伝画像みたときに、あ、これ今期の餌だ!って思ったよ!?察して!?と、思うのはダメな考えでしょうか・・・。


ここまで批判が出ているのは、スケートという創作に厳しいジャンルで、実在選手をモデルにしたことを一瞬公表し、あからさまなBLっぽい表現をこれでもかというほど詰め込んでいるからだとわかっています。
ただ、実在選手の名前を公表した文章はすぐに修正されました。
公開するべきではないと判断されたのに、それを蒸し返すのは、意地悪だとは思いませんか?
それに、このアニメに登場するキャラクターはあくまでオリジナルキャラクターであり、モデルの方とは一切関係ないのです。

まとめると、どんな作品を作ろうが公式の自由だ!文句を言う前にテレビ消せ!あと、察して!ってことです。

泣けるBL作品の話

今日は疲れすぎてBLのことしか考えられなくなってきました。

色んなブログやサイトを見た中でも、あまり見かけなかった、私の泣けるBLオススメ作品でも紹介してみようと思います。

1作品目
「あめの帰るところ」/朝丘戻

朝丘戻さんの代表作といっても過言ではないと思うこの作品は、予備校の先生と、その生徒である高校生のお話です。
幸せそうな二人を見た私は大号泣でした。
BLを読んで初めて泣いたのがこの作品。
詳しくはネタバレになってしまうので書きませんが、切ないです。

この本が出た頃は、毎月新刊をチェックして買っていた時期なので、思い入れのある作品でもあります。


2作品目
「マザーズ スピリット」/エンゾウ

既読のあなた様は、泣くとこあったっけ?あそこくらい?と、検討がつくかもしれません。

異国の地からやってきた留学生と、大学講師のお話です。
全体的にほんわか切ない"あめちゃん"に対し、こちらは笑って息絶えそうになりました。
ただ、後半、あるシーンで、気がついたら主人公と一緒に私も泣いてました。

結局、泣ける泣けないに関わらず、色んなツボが刺激された作品でした。


3作品目
「ラバーズ♥ドール」/三島一彦

人といえば人ですが、人外といえば人外です。
タイトルの通り、ドールの男の子とそのオーナーのお話です。

ファンタジックな作品は苦手な傾向にあるのですが(BLはファンタジーだとか、ストーリー構成がファンタジーだとか、そういうのは置いといて)、球体関節人形が好きな私にとっては、嬉しくもあり、悲しくもある作品でした。

ドールオーナーの方なら、一度は「うちの子が動き出したら、どんな感じなのかな?」と考えたことがあるかもしれません。
そんな気持ちをBLで表現してくれた作品だと思います。


どれもこれも、泣けるけど、二人の心は幸せな作品です。
是非、読んでみてください。

オタクになりきれないオタクの話

23時くらいに眠気に襲われて起きたのは2時半。

まあ寝れないですよね〜。

じゃあ、今日はオタクになりきれないオタクの話。

 

ふと同級生たちのツイッターを見たら、友達とご飯行ったとか、彼氏の話とか、逃げ恥とか。

バカみたいにFFやモンストやユーリオンアイスの話してるの私だけじゃん!?ってびっくりしました。

世の女の子たちは、運極作りに勤しんだり、スケートアニメみて叫んだりしないんだなって思うと、オタクやめたい。

彼女たちは、歩きながらBLCD聴いたり、睡眠用BGMにBLCD聴いたりしない。オタクやめたい・・・。

 

オタクやめたいと言いつつ、生ぬるい自分をオタクと呼んでいいのか、という疑問はあるんです。

 

自分の周りの(ツイッターとか)オタクたちは、色んなアニメ見てるのは当たり前だし、ソシャゲ課金もするし、TLには綺麗なイラストが溢れてて、同人誌出してる人もいて・・・。

私の主な所属ジャンルは商業BLで、今期のアニメもユーリしか追ってないし、買う漫画や小説も商業BLだけ。(同人誌は1冊も持ってないのです)

アニメオタクというにはアニメ・漫画を追ってないし、腐女子と名乗るには二次創作に興味なさすぎ、まったく生きづらい世の中です。

 

アニメの他に俳優沼にもいますが、一昔前の俳優には詳しいけど、今の2.5次元ブームにはまったくついていけず、本命の仕事を追うだけ。

ハロプロも、推しが卒業した消失感で現場に向かう気にならず、ただいま推しの活動再開待ち。

 

そんなオタクになりきれない私ですが、いまさらBLやアイドルを切り捨てて、星野源を好きになるなんて絶対無理です。

オタクカルチャーのない人生なんて考えられないのです。

結局、私は中途半端な色々オタクとして、商業BL専門腐女子として、これからも生きていくんだろうなあ。

オタクになりきれないオタクの皆さん!

共に生きようね

はじめまして。

 

はじめまして。

 

twitterやLINEが盛んなこのご時世に、ブログを再開しようと思います。

(ブログがはやっていた時に別サイトで書いてました。)

 

私の人生、毎日そう楽しいものではないですが、自分、今まで人生に何も爪痕残してない!まだ死ねない!と思ったので、とりあえず日々思ったことを書いてみるのもいいのかなぁと思いました。

ただそれだけです、とっても軽い気持ちです。

飽きるまでマイペースに更新するのが目標。

内容は、私が書きたいこと。

 

以下、自己紹介

続きを読む